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Earth230903の世界

噂には聞いていたけど、会場への階段で2度ほど絶望する。推しに会うための試練。タイテ見てうっすら気づいてはいたけれど、サウンドチェックの時間無し。そういうステージもあるんだな。

長塚さんは歌の途中で何度かポケットに入れてる送信機みたいなのをいじってたけど、結局イヤモニは途中でごっそり外して横に置いてた。社長は最後の曲辺りになっても演奏中にタムの位置を変えてた。

序盤で歌唱を何ヶ所か飛ばしてて。珍しいなと思ったけど、照明に誘われた虫が原因かも。福井に続き、生き物と戯れる長塚健斗。そういえば一つ前のTENDREの時は色んな鳥が次々と演奏に参加してくるし、蝉はいきなり合唱し始めるし、面白い会場。

WONKの時は鳥の羽が一本、風に乗ってふわふわとステージへ。ミュージックビデオかって言うくらい絶妙な角度で長塚さんの視界に入る。なんとも極上な微笑みで見送る長塚さん。福井では蝶を見た時のアルカイックスマイルがベスト・オブ・健斗だったけど、今回はラストにもっとエモいことが起こります。

セトリは基本的にアコースティックセット。ただし、ドラムの音レベルが増し増し。結局、劇アツ演奏。SlowLiveの概念をぶち破って行くのが、我らが社長。クラップシンバルを、この前のBillboard東京の100倍叩きまくってて、カッ、カッ、カッ、と響きまくり。この音、めちゃくちゃ好きなんですすすす!

スタックのシンバルって重ねてるから音がタイトになると思うんだけど、それでもなお強烈に叩いて「お前のポテンシャル、こんなもんじゃないだろ!」と言わんばかりに音を出そうとする荒田選手。セッション相手だけならず、自分の楽器とも戦ってらっしゃるナチュラル・ボーン・ビートファイター。好き。

幹さん、私からは長塚さんとだだ被りで全く見えなかったけど、今日も美人さんだったのは確認。黒いハットからチラリと見える左の横髪の配置具合がパーフェクトでした。オシャレ番長なスネイプ先生。今日はウッベあったよ。

文武氏、各所で暑さへの恨みつらみを無差別にぶつけまくってる人とは思えない、爽やか仕様。鍵盤に積もる砂埃も涼しい顔をしてタオルで拭いてました。そういえば準備の時、尋常ではない枚数のタオルを林さんがスタンバイしてたな。雨用と思ってましたが砂対策だったのかも。

Follow the wind のピアノ、かなりアレンジ効かせてた。ソロタケ風味が強いというか。長塚さんもラストの高音が続く所、いつもよりかなり高い所にいってて、最高だった。しかもええ風吹いてたんです。屋外LIVEでこの曲は、たまらん。

今回は長塚さんへの思いが溢れすぎて呟きでは収まらなくなったので、続きはnoteに書きます。妄想強めです。



今日はアンニュイ成分多めな長塚健斗から目が離せず。セッティングの時からKento’s Guiterが用意されてるのはわかってたんだけど、Feelin’ youみたいな変則拍コーナーのある曲でコード弾きするとは思わなかった。歌唱で阿吽の呼吸を出すのは容易いだろうけど、あの魑魅魍魎達とギターで合わせるの、ハードルの高さエグすぎない?しかも弊社社長が久しぶりに暴走してたのにも、ずっとついていってて…文武氏みたいに、一旦手を止めてもいいよ、っていいたかった。幹さんがベースでずっと優しく寄り添ってたのが泣けた。

一旦ギターは置いたものの、数曲開けてもう一度ギターを手にし、In your own way ではアルペジオ。「うーっ、めちゃめちゃ上手くなってるーっ」と思ったのも束の間、メンバーがおもむろに袖へはける。今年のBillboard大阪1stのアンコールでは、アウトロでフロントマンだけが先にはけるってのをやっててそれも衝撃的なカッコ良さだったんどけど、長塚健斗、ついに完全なる弾き語り…わたしはこの瞬間を、一生忘れないと思う。

ワンマンじゃない、ある意味アウェー環境でこのチャレンジ。WONKらしいといえばそうなんだけど、かなり思い切ったことするなと。少し前のストーリーで手がアップになってる画像があって、その小指にはタコができてた。多分めちゃくちゃ練習してると思う。胸がきゅーってなる。もう、彼のギター姿を茶化す時代は終わったんだ。(ぜんぜん違う理由でできたタコだったらすんません)

ラスト、メンバーに入ってきて欲しい素振りを何度かする長塚さん。演奏しながら合図するの、難しいよね。なかなかメンバーが戻ってこないのでハラハラしたけど、三人が一斉にさっと戻ってありえない速さでフィルインしてくるの、すごすぎた。特に文武氏の入り方がヤバい。例えるなら直前までスマホの画面を見てたのに次の瞬間には大縄跳びにすっと入ってくる感じ。普段から耳にする全ての音に反応してるんだろうな。頭疲れないのだろうか。凡人には想像がつかない世界です。

少し前に色んなアーティストのLIVEに参戦してきた方とお話した時、何か不測の事態が起きた時の修正力はWONKが1番っておっしゃってて。わたしはやはり、凄い人達に出会ってしまったんだなと改めて痛感した一日でした。


※前半はtwitterに転載
※妄想と思い込みが多いです。音楽用語もテキトーです。そういう世界線の話です。

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