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Earth231101の世界〜2nd “リスナーを驚かせたい修行中の幕の内弁当は来年も10周年イヤーでぇす”

ステージ袖からスモークがたかれ、いよいよ配信本番の緊張感が高まる中、最終公演スタート。今回は自分的にかなりエモい内容だったので、配信からのMC書き起こしメインで。


Midnight Cruise
Orange Mug
h.v.c

<MC1>
長塚:BNT 3Days ラスト。10周年という事でお店作ったり、10周年記念してカセット作ってみたり、色々作ってきたけど、今日は我々のこれまでの楽曲を4人のサポートメンバーと一緒に新しいバージョンでお届けするという、そんな企画でやってます。

※1stで謎塚さんが「10周年記念してるわけじゃ無い」と謎に断言してしまい、幹&文武氏が慌てて否定するために提示した内容そのままを長塚さんが2ndで流用したため、会場全体ニヤニヤが止まらなくなる

文武:さらっと言ったけど「10周年でお店作って」って時点で ” ? “ だよね。どういうことなんでしょうか。

長塚:我々EPISTROPH がお店作ったんですよ。ね、社長?

荒田: (小さくリアクション)

長塚:せめてマイク通さない?

荒田:(大丈夫のリアクション)

長塚:あ、要らない?WINE STAND TEOというお店を清澄白河に出しておりまして、この3日間は特別営業を行っております。LIVEが終わったあとも行けますのでお待ちしております。特別メニューもお出ししておりますので…

文武:今日初めてのお客様がいるかもしれないので補足しますと、うちのボーカルは音楽歴よりも料理歴が長いという特異なボーカルでして、今日もBlueNoteさんとコラボさせていただいたとか、なんとか?

※大阪・東京通じて長塚さんの補足と軌道修正をひたすら請け負っていた文武氏。お疲れ様でした。

長塚:く ぬ ぎ 鱒 の ミ キュ イ(ドヤ顔)!美味しかったですか?長澤シェフありがとうございます!10周年迎えて…ファーストLiveはお客さん2,3人とかだったのに、仲間が増えたなぁ、応援してくださる方が増えたなぁと実感しております…

文武:ライブが終わるテンションだよね

長塚:いっぱい伝えれば良いんだよ、感謝は!!

文武:そうだね。では、次の曲の話をしましょうか

長塚:Kieferと作った「Fleeting Fantasy」という楽曲が今夜リリースになります。夜、ふとしたタイミングで訪れる寂しい気持ちを歌にしてみました。ぜひ歌詞を見て、じっくり聴いてもらえたらなと。

※同じような説明をちゃんとしていたのに途中から急に頭が真っ白になって「FleetingなFantasy」伝説を生み出してしまった1stを思い出して、会場はまたニヤニヤ

Fleeting Fantasy

-幹ソロ/幹&文武/幹&文武トリオ-
Nothing

-文武トリオ-
Dance On The Water
※荒田選手はしばらく演奏がないし、休憩できる空席も無いのですっと楽屋に戻る

-文武トリオ-
Butterflies
※札幌翌日の大阪ではソロコンの雰囲気そのまんまの特異な存在感だった文武トリオですが、最終公演ではすっかり「WONKの演奏」に変化。間の取り方が変わったのかな。音楽の持つPowerって凄い。
※ちょっとだけハラハラしたけど、絶妙なタイミングで社長は楽屋から戻ってきました

Over
※大好きなOverが配信に乗った…ありがたく何度もwith no toachlightな世界にfallさせてもらいました。Over最高。
※アウトロは全楽器が複雑にぶつかり合うという天国タイム。特に安藤丸SAXと飛び出すドラムがバチバチ。

Pieces
※Overのアウトロから、涼しい顔してこの曲に入るドラムの人、どうかしている。安藤丸、いつの間にフルートに持ち替えましたか?荒田選手、この曲もアウトロ激打しますよね?あっ、安藤丸アウトロでまたSAXに変わった!安藤丸vs荒田丸、開戦。大阪・東京合わせて5公演参加しましたが、この時会場に巻き起こった歓声が一番大きかった。しびれる。Pieces最高。

Ido
※5公演聴いてきた中で、弦が入ることで1番ドラマティックに原曲から変化したなと感じた曲

Passione
※毎回入れどころが変化する荒田コーラスですが、遂にサビがツインボーカル状態に!!!!!これには思わず拍手が巻き起こる。しびれる。Passione最高。
※アウトロ前の翔タイムからボーカルが戻るタイミングがいつもエモいんですけど、今回の配信では演奏をきゅっとしめるマエストロ長塚の握り拳がカメラにピックアップされて、悶絶

<MC2>
※文武氏がEuphoriaのイントロをバックで弾く中、長塚さんが締めの挨拶

長塚:残すところ後1曲なんですけど、無事6公演完走できて良かったです(泣)10年やってきて刺激的な毎日だったし、音楽以外にもお店作ったりとかこの4人で考えてきて…どうやったらみんなを普通じゃなく、驚くような楽しみ方をしてもらえるかなという事を日々考えながら「あれもやろう、これもやろう」って会話をしてるんですけど。そういう思いを持って生きてきた中で沢山の仲間が集まってくれて、(リスナー)みんなの協力があって、こういうステージができているってことを改めて感じてます。初めてのワンマンから来てくれてる人居ます?
(手は上がらない、文武氏のピアノも止まってしまう)
流石に居ないか、居ないね。良いんです。

※文武氏が再度ピアノを弾き始める。ちょっとしたコント的BGM演出に吹き出す長塚さん

長塚:来年アルバムも出ますし、1/10にはワンマンライブもありすからね!!!ぜひ皆様!!!顔、覚えたからな?全員、今日は端っこまで見えてるからな?お待ちしてます!ありがとうございました。

Euphoria
※会場全体、大きなクラップで一体感に包まれる



<アンコール>
※インスタライブで話題にあがった、テンション上がった長塚さんが拍手を欲しがり、弦チームのチューニングの邪魔になるくらい会場を盛り上げてしまう案件発生。そしてここから、かなり熱いMCに突入。

長塚:無事完走できましたけど、どうでしたか?井上幹さん

幹:バンドはどうか知らないけどBNTへの個人的な意気込みは修行、毎年。BNT最初の公演でコントラバスやろうってなって、次の年もやることになって、凄い練習して上手くなった。今回はさらに弓みたいなので弾くのをやらされて。毎年修行。

文武:確かに僕も毎回無謀な要求をしてますよね。「シンセベースめっちゃ弾けば良いんじゃないですか?」ってベーシストなのに鍵盤のスキルを要求し、その次の年、絶対コントラバスは弾かないって言ってたのに「買ったら良いんじゃないですか?」って定期的に言ってサブリミナルを狙ってね

幹:ついには「(あまり似てない文武氏のモノマネで)幹さん、弓でやってくださいよ」って言われて

文武:(笑)それ、僕のモノマネなんだ…10年ものとは思えないクオリティ

幹:10年の中で蓄積された俺の中の文武
※大阪でもBNPで長塚さんが忘れられない恋の話をしたって話題の時、長塚さんのモノマネをしてたけど今回のアヤマネとあんまり違いがなかった気がする

幹:なんで、今年も修行に耐えて良い感じになった

文武:安藤さんもフルートで合わせるなんて室内楽みたいって言ってた。昨日、配信回の1曲目は(どの曲にしようか話し合った時に)新しいWONKを見せたいんで管と弦で行きましょうってなったけど、それじゃWONKが1/4しか居ないっていう

幹:とうとう俺だけになるっていう。しかも修行(笑)

※次は文武氏が感想を言う番だとジェスチャーで指名する長塚さん

文武:僕、名前を呼ばれもしないんだ…

長塚:どうですか?江﨑さん

文武:今年初めてソロアルバムを出して、トリオでツアーを回って。ある時、荒田の家に行ったら弦と管とドラムが演奏してるYouTubeを見ていて。せっかく今、文武は弦とやってるんだからそういうのをやってみようよって言ってくれて。そのままの編成で今回合流をする事ができて。最初はHIPHOPを生演奏でやろうと始めたのが、そのうちFUNKとかクラシック的なアプローチまで内包するバンドになってきて。WONKを聴いていれば全ジャンルを網羅できるお得な幕の内弁当みたいなバンドになれたのではと思ってます。なので来年も引き続き幕の内弁当楽しみにしていただいて。じゃ、荒田さんはどうですか?

荒田:こういう流れ、俺好きじゃないんだよねー
※いきなりのカウンターパンチに会場からは小さな悲鳴が上がる。ちなみに私は喜びの悲鳴でした(変態)。

荒田:野球部でもあったわー、一人ずつ今年の抱負を言っていくみたいなやつ。

文武:じゃ、今年の抱負は?

荒田:今年中にアルバム出したかったんだけどねー、絶対無理だなってなりましてですね。BNTもそうですけど僕の頭の中ではアルバムをどうしようっていうのがねー…っていうやつでやってますわ。

文武:明日も午前中からレコーディングですからね

荒田:でも10年やってきて身についたのは人が作ってきたデモを没にする能力。勇気。最近も幹さんのデモをボツにしました。

文武:荒田は非常に良いリーダーで、これまではボツにするなんて無かったけど、ボツにするにしても「じゃあ一緒に作りません?」ってちゃんとケアをしますからね。

幹:2曲作ったけど逼迫した中で作った方は、まぁボツになっても仕方がない感じだった。「一緒に作りましょう」って言ってくれて、あー、優しいなってなった。

荒田:優しさで回ってますよね、世界は。そのデモはねぇ、すごく良いんですぅ。でねぇ、凄いんですぅ、一緒にやろうとしている人が。

文武:アルバム全体、一緒にやろうとしてる人が凄すぎてね。

荒田:早く言いたい…10周年…のうちにリリースしたかったなぁ。

文武:しれっとSince2013を2014にしとく?

荒田:多分来年も10周年イヤーみたいな事を言います!「10周年の時から作り始めてたアルバムでぇす」みたいなね、感じでマーケティング的には持っていこうかなと。

文武:というわけで、これから幹さんの作った素晴らしい1曲をやろうとしてるんですよねー

幹:審査に合格した曲です

文武:僕はこの曲すごい好きですよ

幹:ありがとーございまぁす…なんか、ほんとにコンペに入賞した人みたい(笑)

荒田:おめでとう!!

長塚:おめでとう!!

幹:。。。この空気でやる?

文武:もう一回チューニングからやりますか

幹:じゃその間、今からやる曲の話しといて

長塚:喋れって言われても、どこまで喋って良いかわかんないんだよね。レコーディングも終わってないし。まぁ、これから来る季節にぴったりな内容の曲です。

Winter Song(仮タイトルかは不明)
※長塚さんはアウトロでメルローを前に呼んでスキャットで対決
※最後はインスタライブで言及していた、わちゃわちゃお辞儀で終了

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