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秋の記憶

ついに秋が香り始めた。


夏よりも地面の砂が多く草木と舞って、すこし鼻の先がツンとするような匂い。山から海からながれた空気が全部、秋がきたよ、と告げているような匂い。

秋の匂いが好きだ。


秋が好きな理由はいろいろあるけど、匂いは秋が好きな理由トップ3に入る。ほかの2つは誕生日が秋なことと、食べ物が美味しいこと。


どうしてこんなに秋の匂いが好きなんだろう。

匂いそのものの良さはあるけど、もっと別のところを刺激されている気がして考えてみた。
これは気がついたそれを残しておくための備忘録。




思い出すこと


小学生
夏よりもしんとして冷たい体育館の床
部活おわりに親友と見た秋の星空


中学生
学校おわりに親友と食べたピザまん
大好きだった友人と勉強しに通った図書館
当時の彼氏と一緒に帰った帰り道


高校生
1人きりで夕陽を見たり歌を歌った帰り道
大失敗した新人戦
嬉しくも悲しくもあった学校祭


大学
大好きな人の誕生日
紅葉
親友が遊びに来てくれた秋
後輩と2人乗りして行ったパン屋


社会人
はじめての出社日
はじめてのキャンプ



いろんなことがあったね。もっとありそう。