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わたしの連想ゲーム



箱根のポーラ美術館に行ってきた。
いい展覧会があるよ、ってフランスにいる友達が教えてくれたから。
日本にいる私が知らないのにその子が知ってるのが不思議に思えるけど、友人を持つとはこういうことかな、と思う。

私がまだ見てないものを、もしかしたら1人では知らぬまま通り過ぎてしまうかもしれないことを教えてくれる。
そして私はそれに触れて、考えて、時間が経ったあるときに思い出して、友人のことを考えて、、、


何か、そのものの時間を一緒に使っていなくとも、友人が教えてくれたものの記憶は遠い未来にもずっと友人と共にあるように思う。

TwitterやInstagramで知ったどこかの誰かの情報だったら、誰が教えてたかなんてなにも残らないのにね。



今回が美術館だっただけで、対象は何だっていい。
美術館でも、本でも、音楽でも、ギターでも、言葉でも、パフェでも。

こうやって何かのきっかけで友人のことを考えたり友人との思い出に浸ったりする時間がとても好き。

ざっくりここの場所あの子と来たな、というのもあるし、この景色あの子からもらったあの本の中に書いてあったものに似てるな、というのもある。


ただの連想ゲームじゃん、と言われたらそうですと答えるしかないけど。
友人たちの記憶がわたしの生活の中でちゃんと生きているようで嬉しいんだ。。


今年もそういうものがたくさん増えるといいな。