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防災について。子供がいると思うと急に怖くなった結果。

先日3・11が過ぎ、子供が産まれてからというもの育児に忙しく防災について考えることがなかったなとふと思いついた。

私は幼い頃に阪神大震災に遭い、震源地から離れてはいたが震度5強という揺れを体験している。ここ日本は地震大国、また近年ゲリラ豪雨、洪水といった災害も多発している。防災は常日頃から考えておかねばいざその時になって何も用意がないとなると大人だけだった頃より一層怖いことなんじゃないかと思い至った。

今子供はまだミルクである為にもしライフラインが止まってしまったら命に関わる問題となりうるということ。水が止まってしまったらミルクを作れない。ガスが止まってしまったら水を沸かして煮沸出来ない上にミルクが溶けない。そう思い私はカセットコンロとガスボンベを速攻ポチった。おむつがなかったら…、お尻拭きがなかったら…。着替えがなかったら…。大人は我慢できるが子供は我慢が出来ない。

子供が寝たあと非常持ち出し袋を用意した。

おむつ、キューブ型ミルク、ミルク缶、お尻拭き、着替えが2着、ガーゼタオル、ポケットティッシュ、カイロ、私と夫の下着類、ディズニーランドでかつて使った100均の折りたたみ式簡易座布団、ゴミ袋、マスク…などなど。

とりあえず2日凌ぐことが出来れば救護物資が届くのではないか。そう思い2日分を用意する。

もう一つリュックには生理用品、拭くシャンプー、大人用体拭きシート、石鹸類、歯ブラシ(ホテルのアメニティ)、髭剃り(ホテルのアメニティ)、痛み止めなどの薬類、後のスペースには今使っていて入れることの出来ない物を入れよう。

車にもティッシュ、トイレットペーパー、お尻拭き、おむつ数枚、生理用品などを非常時用BOXとして入れておこう。

水を買わなければ。赤ちゃん用の水も数本あれば安心だ。電池も買っておいた方がいい。そういえば懐中電灯が付くかも点検しておかねば。

いろいろと考え出すといかに常日頃からちゃんと用意していないといけないのか、災害が起こってしまってから動いたのでは遅すぎる。もし災害が夜に起こって停電してしまってから用意するなんて到底無理だろう。

地震が起こってマンションは無事だったとしてもその後火事になるかもしれない。火事になってしまえば命優先で逃げることしか出来ないだろう。

うーん、ない頭で出来うる限りのことを考えていたら夫が帰ってきた。

「今日さ、ふと防災のことを考えたらミルク作れないかもしれないってすっごい怖いことだと思って早速カセットコンロとガスボンベ、ポチったよ。」

と私は夫に報告すると

「え!?そんなこと起きないでしょ!用意しても賞味期限切れるし。」

「……。」

(うん、あなたはそういう人だよね。)

いざそういう時に私に感謝すればいい!!

いや、感謝されることのない方がありがたいことなんだ。賞味期限が切れた方がいいことなんだ(切れる前に食べるが。)

災害は起こらないのが一番だから。

なんて思って寝たら夜に福島、宮城あたりで震度6の地震と速報が入り災害はいつ起こるか分からない、やはり準備は大切だと思い、災害の地にいる皆様が無事であることを祈る。

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