ビジネスコミュニティで、ある人が
「自分の部下だって　その人なりのベストを尽くしているんであって、足りない部分があるとしたら、それは指導した自分の責任」という話をされていて、素晴らしいと思いました。

上に立つ人間は、部下や後輩に対して「足りないこと」「至らないこと」に目を向けがちで、そこを注意してしまうのですが、彼らだって決して手を抜いているのではなく「ベストを尽くした結果」であることを理解した上で、注意や指導をすることが大事です。

という話なのですが、これ、上に立つ人間も同じことが言えて

上司だから先輩だから、先生だから親だから完璧で完全なわけではありません。

もちろん、上に立つ人間は、それなりの経験を経ているからこそ、その場所にいるのですが、手を抜いていたり、ズルをしようと思っていない限り、基本的にはベストを尽くしているんです。
それでも、失敗することもあるし、間違えることもあります。

それを、鬼の首を取ったかのように大騒ぎをしたり、露骨に落胆してみたりするのは、どうだろう？

みんな同じ人間です。
誰もが自分なりに正しく生きようとしているはずです。
みんなその時のベストで生きているはずです。

そう思って見守れる人であってほしいし、そうありたい。
と、思います。