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前に進むだけが成長なのか?

連日 新刊の宣伝をさせていただいています。

年末のリリースなので、なかなか皆さんに直接お渡しできないし、直接お話を伺うことができず、一方的な発信になっていて心苦しいのですが、ぜひAmazonレビューなどもを書いていただけると嬉しいです。

この本でお伝えしている「気香アロマアナリーゼ」ですが、これまでのアロマアナリーゼは潜在意識を言葉にして、自ら語ることで、顕在意識に働きかけ自分の行動を変え、自分の人生を変えていく。と言うことを伝えていました。

もちろん、自分の心の奥に眠っている「本当の欲求」や「本音」を知るには合理的な方法としてお勧めしています。
自分の本音や潜在欲求を知ることで、行動がぐんと変わる。人生が変わる。運命が変わる。と言う人が多いです。

一方、私がアロマアナリーゼを続けていて「ん?」と思ったのは、自分の本音に気付いて、自分が何をやりたいのかが分かったにも関わらず、すぐに動けない人もいます。
私の考え方では、精油を使うことで自分の潜在意識が顕在化され、行動化されると思っていたのですが、そうでない人もいる。
それが、1年後とか1年半後に動き始める人もいる。

この差はなんだろう?その人の「やる気」や「性格」によるものなんだろうか?
と、思ったのですが、どうもそうではないのではないか?と、疑問に思ったのが最初です。

タイミングがある。

すぐに動ける人。と言うのは、アロマアナリーゼを受けた時に「機が熟していた」のであって、中にはこれから「冬眠」「休息」のフェーズに入るタイミングで受けている人もいるわけです。
つまり、その人のバイオリズムによってアロマアナリーゼを受けたとしても、結果の出方が違うことがあるんだと言うことに気づいたのです。

そしてバイオリズムは、私がやっている「気功アロマ」(現気香療法)で見ることができると言うのは、ずいぶん前から気づいていたので、気功アロマのワークショップなどでは「今は、動かずに休みたい時期」とか「これから、成果が出る時だから走る時」とか精油と五行でリーディングしていました。

アロマアナリーゼを受けると、前向きでポジティブな答えが出ることが多くて、自分のやる気が出てきます。(もちろん、それを目的にしていますからね)
でも、そのやる気とは裏腹に、自分のバイオリズムが動けない時に重なると、「やる気はあるのにできない自分」に自己嫌悪に陥ったりして、自分を責めてしまう人がいました。

そう言う人に、そうじゃないんだよ。タイミングなんだよ。って言うことをちゃんと伝えたくて、気香アロマアナリーゼを作りました。
今の自分とこれからの自分の「流れ」を読んで、さらに精油のメッセージをお届けすることで、ポジティブな気持ちを持ちつつ「走らなくても良い」と思える時間を過ごせる人を増やしたいと考えています。

前に進むだけが成長ではないと言うことを、私は自分が病気になって実感しています。
そんなことは「頭では分かって」いましたが、実際に経験すると、なるほど立ち止まることも休むことも「成長」なんだな。って思うんです。
そして必要な時間として無視してはいけない。と思います。

周りの人たちが、どんどん進んで、やりたいことをどんどん実現していると、自分も走らなくちゃ、前に進まなくちゃ、って思って焦るかもしれませんが
自分のタイミングってあります。

何もしないでゆっくり休む時間があったからこそ、色々考えることもできたし、俯瞰で物事が見えたんじゃないですか?
そして、季節が必ず巡るように、私たちもいつまでも休んでいられなくて、否応なく春が来て夏に向かいます。
その時には、びっくりするくらい動けます。走れます。体力の問題ではなく、物事が動き始めます。

それがいつなのか?が、気香アロマアナリーゼではわかります。
それがわかれば、「今ここ」をしっかり味わって、ちゃんと今の時間を過ごすことができますよね。

未来への不安と過去への後悔は、「今」はどうにもできないこと。と、諦めることも大事な時もあるから。

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