ガルラジ各キャラクターのandropおよびmol-74イメージソング集

 はじめまして。そろそろローソンと申します。

 普段はTwitterで妄言を吐き散らかして醜態をさらす遊びをしています。

 つつがなく日々を送っていたところ、9月の中頃になり『2019年はガルラジ!』と事故してしまい、結果このような記事を書くに至っています。

 言わずもがな、ガルラジは彼女たちの二週間と私たちリスナーの二週間が同期していることを感じることでより一層楽しめるコンテンツです。それを、2ndシーズンも終わりがけというかなり遅いタイミングでハマってしまったので、もっと早く知っていればと歯噛みしたものです。

 いきなり『ガルラジと私』の話から始めさせていただいたのは、まだガルラジに触れて間もない私がイメソン語りをすることに対するおこがましさをちゃんと理解していますよ、というアピールです。要は、適当言っているので話半分に聞いてくださいねという事が書きたかったんです。

 前置きが長くなりましたが、私はガルラジイメソン語りにandropとmol-74で参加してみたいと思います。2組のバンドのハイブリッドで挑むというレギュレーション違反をかましていますが、対戦よろしくお願いします。andropを選んだのはごく個人的な理由で、私とラジオを結び付けてくれたバンドなのでガルラジのイメソンにはぴったりだと思ったためです。mol-74を選んだ理由は後述。

チーム岡崎

二兎春花さん
Astra Nova / androp 

 1stシーズンのオカジョを聞いてまずすごいなと感じたのが、二兎さんの「がんばろまい!」でした。「がんばれ」じゃなくて「一緒にがんばろう」と言ってくれるのって、悩んでいる人にとっては一緒に悩みを背負ってあげると言われているのと同義なんですよね。
 そしてそれがポーズだけじゃないと示されたのが1-3の『春花の毎日がんばろまい』のコーナーでした。楽しいだけじゃダメなのかな、という悩みと真剣に向き合った結果、回答を二週間待ってもらうことにしたこと自体に、相談者の方は勇気づけられたのではないでしょうか。
 だからこそ、2ndシーズンで二兎さんが将来と向き合うことになり、その自分にとっての最大の悩みをリスナーに相談してくれていたのが心から嬉しかったです。そのうえで岡崎2-6で二兎さんが出した答えが、最高に二兎さんらしくて、私は大好きです。
 二兎さんは、辛い、苦しいものを見ないのではなくて、そういったものを正面から見据えたうえで、その太陽のような心で焼き尽くしてくれる人なんだなと思い、この曲を選びました。

不確かな答えに怯えて 心に嘘付かないで 大丈夫 いつでも未来は待ってる
声が届いてるんだろ「もう一歩」「また一歩」って叫び続けてる まだ声が聞こえてるなら「まだきっと」「まだきっと」って君と歩んで行きたい

がんばろまいイズムの詰まった曲だなぁと思います。

萬歳智加さん
Hana / androp

萬歳さんのイメソンとして選んだのが半分、オカジョの三人でカラオケに行った時に萬歳さんに歌ってほしいなと思って選んだのが半分です。
 楽しい時に素直に楽しいと言うのはすごく難しいし、こっぱずかしいというのは私にも痛いほど覚えがあります。だけど、それを抱えている今言葉にしないとその気持ちは形にならないままにどこかに消えてしまう。そんな狭間で揺れ動く気持ちを冗談という形でなんとか表していた萬歳さんが、最後には大切なものに大切だと言えるようになったのがとても嬉しかったです。
 好きなものを好きだと言って受け入れてもらえる仲間が、聞いている方が恥ずかしくなってしまうような台詞を気にする素振りもなく口にする仲間が、萬歳さんにもできて、萬歳さんはそんな二人に救われたのかなと思います。言葉にすると崩れてしまうような想いの輪郭だって、同じく言葉を尽くす人が隣にいれば少しでも鮮明に保つことが出来る。そんなことを示してもらえたように感じました。

伝えたい事は沢山あるのに 口ずさむのはメロディー
少しずつ重ねていこう 様々な思いと共に
春が舞う様に

 三人で行ったカラオケで萬歳さんがこの歌を歌って、最後のフレーズに、不器用なありったけの想いを込めていてほしいなと思います。 


桜泉真維さん
Image Word / androp

 当然といえば当然なのですが、桜泉さんの話をするにはオカジョ放送部という集まりの中の桜泉さんについて、ということになるのではないでしょうか。どのチームでも、そのパーソナリティーでもそれはそうなのですが、特に桜泉さんについてはその意味合いが強かったように思います。
 二兎さんの眩しさに惹かれてガルラジに至った二人でしたが、桜泉さんも徐々に自分を表現できるようになって、お姉さんキャラじゃんと思っていた桜泉さんは、いつの間にか簡潔な言葉で説明できないような"人間"になっていました。
 そんな桜泉さんを考えると、始まりと、培ってきたものや想いと、終わりと、そんな事を考えてしまいます。ガールズラジオデイズでも一番ガールズでラジオでデイズしていたのはもしかしたら桜泉さんだったのかもしれないなと、そんなことを思いました。2-6での最後の桜泉さんの「ドワ○ゴの提供で!」が忘れられません。大好きです。

また逢えると思って まだ声は聞けると思って 僕らわがまま言ってしまった
「じゃあね」が出した答えと「さよなら」の向こう側に 僕らはまだ歩けるよ
覚めない言葉 君と僕の道に咲く

 この曲の中で歌われるのは、別れの先でも続く道について。だけど、andropがメンバーが集まって初めてスタジオでセッションした出会いのでもあって、とてもデイズな曲のようにも思われます。バンドが大きくなってもこういった曲を大事にしてくれるのって、すごく勇気を貰えることですね。

 

チーム富士川

年魚市すずさん
アンサーソング / mol-74

 キャラソンまとめですよ、ぜひ聞いてみてくださいね、な場所でこんなことするの最悪だと思うのですが、未音源化の曲です。なので、歌詞を引用したり視聴できたりするわけではないのですが、音楽の外側の話をさせてください。
 この曲は廃盤となった2ndミニアルバム『ルリタテハ』の3曲目に収録されているもので、2019年現在、中古で手に入れる以外には聞く手立てのない状況のものです。しかし、過去に一度だけ私はこの曲を聞いたことがあります。
 インディーズ時代最後のアルバム『Saisei』と、そのリリースツアー、それで結果が出なければバンドは解散することにメンバーの中で決めていたそうです。しかし、mol-74はその直後、メンバーの夢であったメジャーデビューを叶えます。2019年の4月から6月にかけて行われたツアー『Morning Is Coming』はそれから初めてのツアーでした。私も見に行ったそのツアーの中で『アンサーソング』は披露されました。5年ほど前にメンバーに向けて、根拠も保証もないけれど、一緒に夢を叶えようと呼びかけた曲。それを夢を叶えた場で「待っていてくれてありがとう」と言って歌ったのです。
 ガルラジ1位を取ると言って集まったチーム富士川が最終結果で1位を勝ち取った今、年魚市さんは同じような状況なのかなと思うと、この曲の話をせずにはいられませんでした。
 1stも2ndも、あらぬ方向に全力で駆けていきながらも、ラジオがあって仲間がいて、前に進むことだけはやめなかった年魚市さん。最後まで聞いて面白いラジオを届けてくれたチーム富士川。優勝、本当におめでとうございます。 


白糸結さん
待ちわびた音色 / mol-74

 アンサーソングと同じく、自主製作盤『ルリタテハ』収録の一曲でしたが、メジャーデビューにあたって実質ベスト盤である『mol-74』の8曲目に再録されました。現在聞く手立てのない、ファン垂涎のレア曲を再録するといったあざとい破壊力が白糸さんっぽいなと思ったりもしました。そういった意味では、アンサーソングはファンが熱望しているものを「いえ、まだ聞かせるタイミングではないので」とお預けしてくるところも年魚市さんっぽかったなと思います。
 私は、白糸さんの個人的な事に全力になれるところが好きです。大切な友達の様子がおかしかったり、誰かを好きになったり。そういった巷でよく聞くような感情に対しても、これを感じている私の中では大きな問題なのだと言わんばかりに全力で泣いて笑う、そんな姿が素敵でした。
 白糸さんにもその自覚はあったのかもしれないですね。自信をつけて意中の相手に話しかけるためにガルラジ1位をとりたい、なんて個人的な理由を凪紗さんにしか相談していなかったのは、もっと深い理由(だと白糸さんは思っている)で1位を目指す年魚市さんに嫌われたくなかったからだとも考えられますし。

色が着いて始まった 竦むようで 弾むような やわらかな春の日
そんな待ちわびた音色に気付いてよ
そんな伝わりそうもないことを ずっと描いている

 自分の気持ちを大切にする白糸さんだからこそ、年魚市さんや凪紗さんの気持ちも細やかに大切に思えるんでしょうね。自分や友達の大きな気持ちに、素直に振り回されることが出来るのが羨ましいです。
 メロディーもとっても可愛らしくて華やかで、白糸さんにぴったりだなと思います。 


金明凪紗さん
SOS!(Billboard Live ver.) / androp

 Billboard Live ver.(重要)。というのも、このSOS!という曲には二つのバージョンがあり、それぞれ全くもって歌詞が異なるからです。
 無印の『SOS!』という曲が過去の曲となるほどの時が経ち、それを聞いていた主人公も歳をとり、若いころほどははしゃげなくなり、仲間はいなくなり仕事という存在にも向き合わなければならない年齢になった。そんな時に『SOS!』と再び出会い、若いころを思い出し、夢を描いていこうと心に決める。Billboardバージョンは、そんな感じの歌詞です。
 凪紗さんがチーム富士川にいたことって本当に完璧だったと思うんですよ。2ndシーズンの話になりますが、チーム富士川は三人が三人、それぞれに違う方向性でガルラジ1位に賭ける想いを抱いていて、それが凪紗さんにとっては声を届けることに対する夢であったりして。でもチーム富士川を動かしていたアクセルは凪紗さんたった一人の強い思いではなく、チーム三人で一つの目標に向かっていこうとする三人分の思いで。
 年が離れているにもかかわらず、一緒に夢を追うことが出来る仲間ができた凪紗さんの姿を見られたのが本当に嬉しかったです。FUJIKAWA STATIONはTEAM FUJIKAWA RADIOになったんだなぁって。

手伸ばして待つ長い暗闇 そんなときに聞こえた歌 忘れていた時期はずれの歌
こんな夜に届ける音 願いを乗せて今奏でる音

 若いころバージョンと、大人になってからその若いころバージョンに夢への推進力を貰うバージョンと、その二つがあるこの曲は、なんだか凪紗さんにぴったりの曲だなぁと思います。

チーム双葉

玉笹彩美さん
Dreamer / androp

 彩美さん、最強でしたね……。最強って二種類いると思うんです。守るものがないからこそ一つの夢に向かって爆走できる人と、守るものも夢も自分自身も全部抱えたまま、周りも巻き込んでもの凄いバイタリティで爆走していく人。そう分類した時に、彩美さんは後者の人なんだろうなぁって。花菜さんが1を100にする天才だとすると、彩美さんは0から1を、無から有を錬成出来てしまうめちゃめちゃな天才なんだと思います。
 私の個人的な話になってしまいますが、アイドルを好きになることがすごく苦手なんです。記号化されたキャラクターを好きになることは、その人を"キャラ付け"でしばりつけてしまうんじゃないかとか、偶像と実在の乖離がその人を苦しめてしまうのではないかと考えてしまいまして。でも彩美さんの在り方って、自分に正直で、やりたいことをやっているんだと信じられる強度があるので、この人のことなら好きになっても大丈夫だなと思わされるだけの安心感と懐の広さがあるように感じられたんです。一時、彩美さんの「わにわに」が耳から離れてくれなくて本当に困惑した時期がありました。パワーがすごい。

ノートの隅っこに書きなぐった未来図 大切にして
もういいかい?には まだだよ!って ずっと叫んでよ 探しに行こう まだ見ぬ未来へ走り出して!

 この曲に寄せたandropのボーカルである内澤さんがインタビューに答えてらっしゃいまして、その中で『人それぞれ一人ひとり夢の追い方がある。同時に未来への選択肢は沢山あります。(中略)今も夢の途中です。夢を追う人が未来へ走り出せるよう、大人になっても夢を抱いた頃の純粋な気持ちを忘れないよう想いを込めた楽曲です』と、この曲にコメントされていました。すごく、彩美さんらしいパワーの詰まった曲だと思います。 


玉笹彩乃さん
Home / androp


 2-6で彩乃さんが踏み出した一歩には、とても勇気づけられました。彩美さんが手を引いてまだ見ぬ世界へと連れていってくれる存在だとすると、彩乃さんは心落ち着く場所で「おかえり」を言ってくれる存在なんじゃないかと思います。そういう意味では真維さんが二兎さんに(冗談めかして)求めた心のよりどころとしての在り方を体現していた人なのかもしれないですね。
 方向性こそ違えどともすれば急にどこかに消えてしまいそうな二人を前にすると、自分はどこにも行かない/行けないように思われてしまう中、大切な人を笑顔にしたいという思いから一歩踏み出した彩乃さんは本当に格好よかったです。
 チーム双葉を安心してみていられたのは間違いなく彩乃さんがいたからです。歩き始めるのは元居た場所をないがしろにしたからじゃなく、帰る場所に笑顔が舞っているからなんですんですね。

変わったものも 変わらないものも 捨ててきたのも 大切なのも 癒えない傷も 大事な人も ありがとうも 忘れたくない想いも おかえりも ただいまも いってらっしゃいも いってきますも ここにあるよ 君とあるよ 全部全部

 この曲がdailyというアルバムの最後の曲として収録されていることも、象徴的でいいなぁと思います。包み込むような優しい曲調が、彩乃さんらしいな、とも。

玉笹花菜さん
Q.E.D. / androp

 イメソンというより、花菜さんに歌ってもらいたいなぁな曲。花菜さんは1-5の一件であったり、知的好奇心を満たすために(数日間ではありましたが)イギリスへの留学を決めたり、無垢かつ聡明であるからこその危うさみたいなものを感じさせる場面が多かったように思います。
 頭の良さと精神年齢は必ずしも一致するとは限りませんが、賢い人ってどうしても物分かりがよくしっかりしていることを求められてしまうと思うんですよね。そんな中、彩美さんと彩乃さんは一貫して花菜さんに対して可愛い妹として接していたのが救いだったなぁと感じます。だからこそたまささsistersは家族なんだよな……とラジオの向こうで日夜唸っていました。

暗い+空=想像
(証明)=どうせ僕ら人類なんて もうどうしようもない。
・理由 感情はいつか消してしまうんだろう

 無機質な式の中に不安定で危うげな感情を書き連ねる感覚が花菜さんのあの感じにそぐう気もするのですが、彩美さんと彩乃さんという素敵な二人のお姉さんに挟まれた花菜さんなら、このような昏い結論には至らないだろうなぁと思います。だからイメソンではなく、歌ってもらいたい曲です。
 不思議な立体感をもって左右から聞こえてくる歌声は、終盤に向けてだんだんと複雑さを増しながら、数の中に漂うような浮遊感を演出してきます。花菜さんの歌うQ.E.D.を聞いて悶絶する双子の様子がありありと想像できるので、そういった意味では少しメタ的なイメソンと言っても差し支えなかったかもしれません。

チーム徳光


Morning is Coming / mol-74 

 番外編と言いますか、徳光だけはキャラソンならぬチームソングも提案させてください。各チーム3曲ずつと考えたらちょうどいいような気もしますし。
 冒頭でキャラソン語りにmol-74を選んだ理由はのちほど、と書きましたが、その理由がこの曲です。徳光2-5を聞いて真っ先に思い浮かんだのがこの曲でした。そのため、他の曲を徳光に当てはめられなかったので、ならmol-74からも選んだらいいじゃんと考えたのがきっかけでした。
 徳光を貫いていた『憧れ』と『理解』はやっぱりどちらかを選べばどちらかを損ねかねない感情で、だからこそ、東京や大人っぽさに憧れる手取川さんの目には、吉田さんの持つ『東京で勤めている大人』という要素が際立って輝いて見えていたんだろうし、吉田さんにとっても、白山の地から上を目指してぎらぎらと熱意を燃やし、たった一人でガルラジに立ち向かっていく手取川さんに、若かりし頃の自分の『こうなりたかった』を重ね、憧れてしまっていたところがあったのだと思います。だからこそ損なわれてしまった『理解』が、2-5で大きなすれ違いとなって表れて、お互いの中で傷になった。
 音楽の外側のお話になってしまいますが、このMorning Is Comingはmol-74が夢に見たメジャーデビューを果たしたアルバム『mol-74』の最後の曲として収録されています。夢を目指したこと、それを振り返ること。そんなテーマの上に作られた曲だからこそ、チーム徳光との親和性の高い曲なのかなと思います。

暗い底から上を見ていた君に 僕が見えてるかい?
朝になったら 夜が明けたら 見上げてみれば 全部いなくなった 一体僕は今まで何を見ていたんだろう
夢見た場所へ 夜明けの向こう側へ

 お互いに消える事のない傷跡を残しながらも、最後には共に進む未来を選んでくれるところも、チーム徳光に対する私の祈りと重なるところがあって大好きです。

手取川海瑠さん
雪のない街 / androp

 思えば、1stシーズン2ndシーズン共に、聞いている私の感情を最もめちゃめちゃにしてくれたのは手取川さんだったように感じます。この辺りの話はまた別でやりたいと思うので軽く触れるにとどめますが、2-6になってやっと手取川さんが吉田さんのことを『大人のくせに』じゃなくて『子供っぽい』と認めたのが本当に嬉しかったです。
 私の勝手な考えですが、手取川さんはやっぱり東京に行くのではないかと思います。それは石川が嫌いだからとか東京への盲目的な憧れによるものではなく、ただ自分を突き動かしていたものの正体を知るために、吉田さんが見ていた景色を見るために。雪のない街で、吉田さんのいない吉田さんのいた街で、石川を振り返るときの気持ちに寄り添ってくれるような歌を、手取川さんに聞いてもらいたいなという気持ちで選びました。

永遠などないと知ったのに 君を忘れないのは この街の暮らしにも 少しは慣れたから
離れた街の景色さえ 重ねた君をさがすから
雪のない街にも 君があふれてる

 音楽の外側の話が大好きなのでまたそういった話になるのですが、雪のない街はandropの4枚目のアルバムrelightのシークレットトラックとして収録された弾き語りの曲です。パーソナルな内容を一人で演奏している歌だからバンド名義ではなくシークレットトラックとして収録したというところも、なんだか手取川さんの素敵な強情さに近いものを感じられて好きです。 


吉田文音さん
グレイッシュ / mol-74


 吉田さんのキャラソンは、正直とっても悩みました。2ndシーズンになってようやくその姿を現した吉田さんは掴みどころがなくて、本心を隠して(あるいは隠していないのかも)いて。そうして迎えた徳光2-5で、私は吉田さんが完全に分からなくなりました。ただ一つ言えるのは、この人は本当に手取川さんのことが大好きなんだなということで。
 散々手取川さんからは「大人げない」と言われ続けていた吉田さんですが、22歳って大人と割り切るには若すぎると思うんですよね。"ガールズ"ラジオデイズのパーソナリティーなんですから、吉田さんだってれっきとしたガールズの一人なんです。以前Twitterでも書きましたが、14歳にとっての8歳差と22歳の8歳差って、14分の8と22分の8なので、22歳にとっては少し前のことに思われても14歳にとっての22歳って本当に大人に見えてしまうしそう接されてしまうので、どこか拭い去りようのない断絶感を抱えることになるのかもしれないと思います。
 その差は、時間が埋めてくれるものでもありますが、二人が"ガールズ"であるうちにその溝は埋まらないのかと思うと胸の奥が苦しくなります。何が書きたいのかよくわからなくなってきました。やっぱり徳光は私を狂わせる。

獅噛みついては 離れなかった 夢もいつかは覚めるでしょう でも、朝になったら 僕ら笑えるかな

 吉田さんが手取川さんに抱いている想いの鮮明な輪郭は、言葉にされることがなかったので想像するしかないのですが、その一番大きなところは手取川さんを大切に思う気持ちだったのは事実でしょう。
 東京でいずれ手取川さんが知ることになるものを、自分は知っている。だから、その時になって初めて私たちは心の底から互いを知ることができるんだ。その日が訪れるまでは、その日が訪れるまでのミルを目に焼き付けておきたい。その日が訪れたら、真っ先に私がそばに行ってやりたい。道は繋がっているのだから。
 徳光の2-6での吉田さんは、私にはそういう風に見えていました。駄目ですね、どうしても徳光は冷静に見られない。 


チーム御在所


神楽菜月さん
あいことば / mol-74

 初めてガルラジを全チーム一通り聞いた時は、私から一番遠い存在であるように思われました。それは年齢でもあるし、才能でもあるし、感性であったりもしました。どこか現実離れしたキャラクター性で、あちら側としての側面が強くて。正直1stシーズンではその印象は大きく変わることはなかったのですが、2ndシーズンでようやく私なりの向き合い方が見えたような気がしました。
 徳若さんのところでも書く予定ではいるのですが、カグラヤで私が受け取ったのは、そんな神楽さんとでも手を伸ばせば繋がれるんだ、ということでした。好奇心の塊で、知ることに臆することなく挑んでいくその姿は、あらゆる未知に、あらゆる理解されていないものに向けられていて。人と人の起こす不思議な化学反応もその目は見ようとしていたのではないかと思います。なんというか、私の主観のようなものが多大に含まれているような気がしますが。

君を待ってた ずっと前から 夢みたい、でも本当なんだ 夢の尾びれを今日までずっと繋いだ
奇跡はあると、必ずあると分かった 分かったよ

 曲名の『あいことば』もなんだかカグラヤらしくて可愛いなと思います。いざというときの為に三人だけが分かるようなあいことばを取り決めていたりしたらとっても素敵ですね。徳若さんなんかが手帳に書いたその文字を休み時間に開いては眺めていたりして。

穂波明莉さん
バースデイ / mol-74

 時間が過ぎていくのって本当に不思議ですよね。自分が変わらなくても、周りが勝手に変わっていく。穂波さんのような持っている人って、好むと好まざるにかかわらず周りから存在の形を決められていく運命にあると思うのですが、お嬢様でありながらも不思議を追い求める好奇心も同時に抱き続けるまでに至った穂波さんって、本当に凄いなと思います。

嬉しそうに息を吹きかけて 火は消えて灯りが点いた 数を重ねていく度に 影のない部屋に気付いた

 そんな短い歌詞が繰り返される曲です。色んな解釈ができると思いますが、そんな捉えどころのなさも誉め言葉として穂波さんに言えるのではないでしょうか。不定形であり続けることは、まぎれもない穂波さんの一つの魅力のように感じます。
 歳を重ね、自分がすでに持っている者、影のない部屋に住む者なのだとだと気付いた時から、すでに穂波さんと"こう在るべき"の戦いは始まっていたのかなと思います。それを跳ねのけて、お嬢様として、カグラヤ怪奇探偵団の副団長として、女子力を追い求める現役女子高生として、いろんな姿を取り込みながら生きていくその姿は格好いいなと思います。

徳若実希さん
Voice / androp


 徳若さん、めちゃめちゃ好きです。言い方は凄く失礼になってしまうのですが、彼女、とっても"こっち"寄りのような気がするんですよね。カグラヤの活動に憧れて兵庫から三重に行くのなんか、質感旅行のめちゃめちゃ高度なやつと言い換えることもできますし(できるか?)。
 徳若さんの何がすごいって、実際にカグラヤの二人と繋がれていて、その上でカグラヤの二人と私たちリスナーの世界をも結び付けてしまったことなんですよね。怪奇の世界と私たちの世界が地続きになっているんだ、思ったよりも繋がれるんだ、を証明してみせたガイド役と言ったら伝わるでしょうか。そんな徳若さんが私たちと同じような俗っぽいところを持っていて、それを武器にラジオをしているのを見ていると、本当に勇気をもらいました。徳若さん、私たちのヒーローなんです。
 ラジオの終わりという、心のどこかで折り合いをつけていかなければならない最終回中の最終回で、ラジオ楽しかった、終わりたくない、なシンプルかつ強いリスナーの気持ちを代表して言ってくれたの、泣きそうになりました。
 andropってもともとは音楽にストイックというか、主役は音楽であって、それを作っている自分たちはいわばシェフのようなものだから前に出る必要はないって思っていたらしいんです。だけどライブを重ねるにつれてこの曲を聞いてくれている人と繋がりたいと思うようになって、それで生まれたこの曲には手拍子やシンガロングがいっぱい詰まった、聞く人がいて初めて完成する曲になっていたみたいで。
 ドラマ主題歌に選ばれていたり、ライブの定番曲だったり、ミュージック○テーションで演奏されたりと、andropの中では抜群の知名度を誇る曲でもある種のミーハーっぽさも、徳若さんらしくてよく合う曲だなと思います。

君がいる世界なら もうずっと離れないから 夢も嘘も愛も闇もずっとずっと忘れないでよ

 徳若さんにこの曲を選んだのは、こんなわがままな歌を歌える徳若さんであり続けてほしいなという、徳若さんを通した私自身への祈りでもあります。
 今はやっていないようなのですが、andropのライブではVoiceのサビの所で尋常でない量の紙吹雪を降らせる演出をしてたんです。終演後にパーカーのフードをがさがさやっているとその中から紙吹雪の一枚が出てきて、楽しかった思い出の証として家の机の引き出しの中にしまっている徳若さんを想像して、徳ちゃんだなぁと笑ってしまいました。

 以上です。
 イメソンを紹介するはずが、バンド紹介になったり徳光への苦しみの吐露になっていたりと趣旨がブレブレでした。それもこれも全て、ガルラジに心を動かされたからなのだと言い訳させてください。

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そろそろローソン

であったりでなかったりします。
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