マガジンのカバー画像

ものづくり夫婦世界一周紀

114
2018年8月19日から12月9日までの114日間。 5大陸11カ国を巡る夫婦世界一周旅行。 その日、何を思っていたかを一年後に毎日連載したエッセイです。
外に出ることが出来ない今、旅をできること自体に価値が生まれつつあります。僕たちが見てまわった世界は… もっと詳しく
¥100
運営しているクリエイター

#旅とわたし

スリランカの緑を歩くのをやめた。 《夫婦世界一周紀23日目》

歩こう歩こう わたしは元気 歩くの大好き どんどん行こう  となりのトトロの舞台は地元だ…

草作
4年前
6

スリランカの道徳は路線バスでまなべる 《夫婦世界一周紀22日目》

道徳教育は机上ではなく路線バスで学んだと思う。小学生の頃は毎日バス通学だった。乗り遅れた…

草作
4年前
4

サマハン記念日 《夫婦世界一周紀21日目》

個人的にはかなり楽しみにしていたけれど、アーユルヴェーダよりもずっと印象に残ったのはサマ…

100
草作
4年前
7

おいそれと スリランカ  《夫婦世界一周紀20日目》

大陸を隔てて一番感じるのは空気の変化だ。羽田から沖縄に降りた時に感じるあの感じを何倍にも…

草作
4年前
7

動物談義 ゾウとトラのはなし《夫婦世界一周紀18日目》

知ってる?ゾウの一番チャーミングなところは「鼻先」だ。 エレファントパークでゾウに乗って…

草作
4年前
8

ゾウのフンからできている 《夫婦世界一周紀17日目》

手漉き紙の原料となるのは、クワ科の楮という植物だ。楮の皮を蒸して皮を剥ぎ、外側に付いてい…

草作
4年前
6

少数民族との出会い 《夫婦世界一周紀15日目》

大きなくぼみができていると、車はそのつど減速してゆっくりと乗り越えた。トゥヴァではくぼみもおかまいなしで飛ばしていたことを思い出す。同じツアーでも、トゥヴァとタイではだいぶ違う。 はじめて会った時、フウロが着ていたのはゆるっとしていて色彩鮮やかなアジアンテイストの服だった。民族衣装が好きだからと、いつかモン族の住んでいる場所に行きたいのだと言っていた。ベトナムには行けないけれど、チェンマイに来た理由は、少数民族に出会うツアーに参加する為だった。ミャンマーとの国境近くの場所に

有料
100

にがくてあまいカオソーイ 《夫婦世界一周紀15日目》

人生で初めてカオソーイを食べた地は東京は裏原宿。高校生の時の話だ。「デザインフェスタギャ…

100
草作
4年前
10

憧れの深夜特急でチェンマイへ。《夫婦世界一紀14日目》

力道山の試合を街頭テレビで見る光景のよう。彼らが見ているのはムエタイ。国技にされている…

草作
4年前
9

タイに中野ブロードウェイがあるって知ってた?《夫婦世界一紀 13日目》

2009年のことだ。映画監督を目指して浪人中だった僕は、中野ブロードウェイにあるフジヤエービ…

草作
4年前
9

ほほえみ指南《夫婦世界一周紀 12日目》

びっくり。タイで超苦手だったポートレートが撮れるようになった。 小学校二年生の時の誕生日…

草作
4年前
5

カオサン・ワットポー・ソンナノカンケイネ〜《夫婦世界一周紀 11日目》

眠くてたまらない。 タイに到着してからすぐに寝たが、睡眠時間はまだ足りていなかった。 気…

草作
4年前
15

江古田とカオサンのパッタイ《夫婦世界一周紀 10日目》

むわっとした熱気に、香ばしい肉と野菜の香り、時々生ゴミの香りが混じる。タイの大通りに行く…

100
草作
4年前
8

たった数日でも、過ごす時間の密度が濃ければいい。 《夫婦世界一周紀 9日目》

ノヴォシビルスクからバンコクへと飛ぶフライトは、早朝2:25出発だった。 ホテルは早々にチェックアウトになり、出発までの12時間はまるまる暇になってしまう。 時間を潰したくて外に出るも、もうすでにノヴォシビルスクは僕たちの街ではなかった。 リスのおじさんはいなかったし、休日には栄えていた広場も人がまばら。特にすることがなくて時が過ぎるのをじっと待っていた。 今日もステイの日だ。 アジムットホテルのラウンジはチェックアウト後も使えると聞いて、観光もそこそこにホテルへと

有料
100