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深夜の独り言

実は○○で悩んでいたんだよね

という友人の告白に対し、

言ってくれればよかったじゃん!

ということは、無責任だと言うことに気づいたのは、大人になってだいぶ経ってからだった。
その悩みが深刻であればあるほど、人に言うことが出来なくなる。
身の回りの事、自分の生活で手一杯で、何も考えられなくなるし、この状態を1から説明して、どのくらい気持ちがわかって貰えるんだろうって絶望する。

憔悴するってそういうことなんだ。
なんというか、近くにいれば、気づいてあげられたかもしれないけど、側にいる人なんて限られているし、側にいても、その人が隠すことが本気で上手だったら、とか、気がついても言ってはいけない雰囲気を出していたら、きっと私は聞くことが出来ないだろうと思う。

困っている人が居たら、手を差し伸べたいと思っていることは、本当のことなのだけど、きっと私は、実際にそうなった時には、1歩踏み出せないような気がしている。

いくらスマホがあったって。
全国どこでも駆けつけることができる時代だからって。
近づけない時は近づけないんだ。
そんなこと、知ってる。

楽しいことがあるからこそ、ちょっとの悲しいことがガツンと響く時もある。
ことの大きさが重大だと、知らせない方がみんなが幸せかもなんて、よく分からない気を使うこともある。
大切な人なら尚更。

そんなことをグルグルと考えていた。
私が辛かった時、助けてくれた人のことをずっと考えていた。
普段は人付き合いが好きでは無いし、自分から話しかけることもないけれど、今、身近にいる人達には、なんというか、幸せになって欲しいと思う。
どんなに仲間が沢山いても、周りが見えなくなるときはたくさんある。
そんなものは関係ないんだと、散々思い知らされた。

辛い時は、誰もいなくても辛いと言ったらいいと思う。
独り言でもいい。
で、1回笑ってみる。
もし、笑えなかったら、深呼吸して、誰かに連絡をとって欲しいなと思う。

けど、結局それも絵空事なんだよな…って、ぐるぐる堂々巡りをしている所。

私に力があればなぁ…

ありがとうございます。 大切に使わせていただきます。