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中小企業の場合、特に役員報酬を社員に知られたくないというニーズがあるのでとても神経を使います。本来は担当者がいてその人に給与計算結果のすべてをフィードバックすればよいのですが、企業によっては役員報酬も社員の給与も担当者に知られたくないって企業もあります。

昔大失敗した事例があります。給与計算結果のフィードバックは役員にきちんと返していたのですが、算定結果(これは役員報酬も大体の金額でばっちりわかってしまう資料)を担当者に納品してしまいました。経営者からは当然お怒りの電話があり、その後数か月後に弊社との契約を破棄されました。

まあ、弊社の言い分ですが、役員報酬を社内で知られておかしくなる組織(会社)なら、その会社の役割分担とかチームワークとか、コミュニケーションなんてうまく行くはずがないないです。会社って役員や従業員が一致団結して組織目標に立ち向かっていく必要があります。経営数値を含めて情報は極力OPENにして、コミュニケションを増やしていってほしいと思います。

2023-12-18
東京中央給与計算センター

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