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#1 キャリアコンサルタントってなーに?

私のキャリアコンサルタント資格取得に向けて、養成講座で学んだことをアウトプットする企画をはじめます!!

教材は外部転載禁止なので、所々私が手書き図解をする予定です。
自分自身と、キャリアコンサルタントに興味のある方の役に立てるよう、更新していこうと思ってます。

第1回目は、「そんで、キャリアコンサルタントって何?」という疑問に私なりに答えていきます!

キャリアコンサルタント講座の受講検討している方や、なんだか気になっている人は是非、下へスクロールください。


【1.そもそもキャリアコンサルタントって?】

キャリアコンサルタントは、平成28年4月より国家資格になりました。キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。(JCDAキャリアコンサルタント試験サイトより抜粋)

キャリアコンサルタント(以下、キャリコン)は、2016年に国家資格になった資格です。未だ新しい資格ですね。
ちなみに、キャリコンが国家資格になる前から現在まで、類似資格は沢山あります。

実際、私が取得を迷ったのは「産業カウンセラー資格」でした。
明確な違いが何処にも書いていなかったので、実際に説明会で質問してきたものを書いておきます。

キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの違い

〇キャリアコンサルタント
「就活が上手くいかなくて辛い」という相談者に対して、「どうしたら就活が上手くいくか?」を一緒に考えるお仕事。

〇産業カウンセラー
「就活が上手くいかなくて辛い」という相談者に対して、「辛さ」を一緒に味わい、寄り添うお仕事。

キャリコンでも、辛さに共感することはもちろんですが、目的はそれだけでは無いということでした。そして私はキャリコンを選択したわけです。


【2.キャリアコンサルタントの役割は?】

キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。キャリアコンサルティングとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。(JCDAキャリアコンサルタント試験サイトより抜粋)

はい、長いですね。でも、大事なのは太字の部分です。

キャリアコンサルティング=自己理解・仕事理解をして、自分に合った仕事を主体的に選んでいくお手伝いをすること をする役割を任されています。


【3.キャリアコンサルタントって、どこで働いてるの?受けられるの?】

働く場所として、皆さんがすぐに想像出来るところでいうと、転職エージェント大学のキャリアセンターですね!
その他には、一般企業の人事、ハローワーク、ジョブカフェ、高齢者就職支援センター、NPO法人、フリーランスで活躍される方など様々です。

キャリアコンサルティングを受けられる場所として、最近では、金井さんがはじめた、オンラインで気軽にキャリアコンサルティングが受けられる「そうだんドットミー」というサービスが始まりました。
求人を紹介されないキャリア相談サービスとして、多くの方が利用されているようです。
(私もやっと申し込みました。楽しみ!!!)


【4.キャリアコンサルタントには、どんな人がなれるの?】

キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます。

1. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方2. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方4. 平成28年3月までに実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格である養成講座を修了した方(平成28年4月から5年間有効)

私の場合は、1以外の何にも引っ掛かっていないので、養成講座を受講する流れになりましたが、実務経験が3年以上あれば、受験資格は得られます。


【5.キャリアコンサルタントって、種類があるの?】

この疑問は、どちらかといえば資格取得を決めた方向けです。キャリアコンサルタントには種類があります
具体的には、「キャリアコンサルティング技能士1級(指導者レベル)・2級(熟練)レベル」です。
技能士資格は、キャリアコンサルタントの上位互換の資格であると言われています。

現段階では、キャリアコンサルタント資格取得者が約5万人・技能士資格取得者数が1万人以下となっています。
個人的には、まずはキャリアコンサルタント資格の取得を目指すことで十分なんじゃないかなというのが見解です。


【6.キャリアコンサルタント資格を交付している場所は複数あるの?】

実は、そうなんです。
キャリア開発協会(JCDA)キャリアコンサルティング協議会(キャリ協)の2つがあります。

当然、何が違うの?って思うはず。私も説明会で質問しました!

「特にこれといって違わないよ。後々わかるんじゃないかな。」

との回答。当時の私としては、すんごい不服でした。
けど、前知識のない一般人の私に説明するのは難しかったのかな。

私は結果として、より登録者が多く、身近なキャリコンの方が取得していたという理由で、「キャリア開発協会」寄りの講座である「マンパワー」での養成講座受講を選択しました。

とはいえ、「違い」はあるでしょ?

あります!
私が調べた中では、「実技試験(論述・面接)の問題傾向と評価基準」が違いました。

実技試験の問題傾向と評価基準

〇キャリア開発協会
「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」
〇キャリアコンサルティング協議会
「態度」「展開」「自己評価」

まあ、正直これだけ言われても全然わからなかったので、私はあきらめて身近なキャリコンの方を頼ったわけですが・・・

今なら少しわかる、両者の違いを私なりにご説明します。

〇キャリア開発協会
私は「内省型」と呼んでいます。
より相談者の話に傾聴し、理解することが評価基準にあり、相談者自身に自問自答してもらう支援をすることで、相談者が新しい気付きを得られるような関わり方をすることを求められます。

「今」悩んでいることは「何が原因で」悩みになったのか?を深堀りしていき、相談者自身の自己理解を深めていくことで、相談者自らが問いの答えを見つけて進んでいけることを目指します。
話を聞く中で、あえてキャリコンから提案をせず、相談者自身が気付きに向かっていけるように関わることもあります。

「話を聞くのが好き!」という方に向いていると思います。

〇キャリアコンサルティング協議会
私は「問題解決型」と呼んでいます。
よりキャリアコンサルティングのプロセス(展開)を理解した上で、現在の相談者の状況を把握し、法律や制度・仕事などの情報提供をしていくような関わり方をすることを求められます。

「今」悩んでいることを、いかに「解決」していくか?を一緒に考えて提案していくことを目指します。相談者さんが「今すぐこの問題を解決したい!」というニーズの場合は、JCDAの関わり方よりもキャリ協の関わり方の方が向いていそうだなと感じます。

「話を聞いて、提案までしたい!」という方に向いていると思います。
また、実務経験者の方は普段の実務に近い場合が多く、こちらを選択する方が多いようです。

※どちらのカウンセリングも経験し、自分なりに解釈したものですが、これ以外にも良い解釈や説明があれば是非教えてください!修正加筆します!

はじめは、自分が得意そうだなと思う方と提携している資格学校へ通われることをオススメします。
私は「キャリア開発協会」側なので、今後「キャリアコンサルティング協議会」の資格も受験したいなと考えています。

(ご参考)
キャリア開発協会に対応する資格学校
→マンパワー、リカレント etc...

キャリアコンサルティング協議会に対応する資格学校
→GCDF-JAPAN、ヒューマンアカデミー etc...


いかがでしたか?

今回は、キャリコンのなんたるやをご紹介しました。
資格の説明ばかりで面白くなかったかもしれません。笑

次回以降は、試験対策も兼ねて、私が学んできたキャリアコンサルティングの理論や関わり方についてをサクッとまとめていきたいと思っておりますので、もしよければ応援いただけると嬉しいです。

本日もありがとうございました。

#キャリアコンサルタント #キャリア #ライフスタイル #仕事 #生き方 #思考回路 #自己理解

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