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江戸時代の測量旅行についてのお話です

小前 亮著『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』(小峰書店)

中学生にお勧めの本です。江戸時代に地図を作った伊能忠敬の北海道への測量旅行と、それに同行した少年のお話です。少年の部分は創作なんですが、他の部分は史実に基づいているので読むと江戸時代にも詳しくなれますよ。

章と章の間にある絵付きのコラムが充実しているのも凄く良いですね!伊能忠敬について、測量の方法について、江戸時代について、地図と政治について等などにも詳しくなれます。

ちなみに「星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚」という題で、表紙にも魚の絵が描かれていますが、ファンタジックな要素はまったくありません。私も読むまでは、どういう冒険なのかと思ってましたけど、リアリティ重視の内容です。

学問に真摯に向き合うとはどういうことかを学べる良い本ですね。


草深堂BASE店でも取り扱っております。

https://soshindo.base.shop/items/30173874


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