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改訂後のモリアが強い

割引あり

7弾環境も結局黒単!!!

サカズキを失って未練タラタラの皆さんこんにちは

久しぶりに記事を書こうと思います。
あまり世間からは注目を浴びてないですが、個人的に1番注目してるのがモリアです。
サカズキ、大噴火、排撃の禁止を受けての7弾環境。
禁止前はサカズキが頭2つ抜けていたデッキで、それにモリア、カタクリと続く環境でしたが、上記の禁止によりモリア、カタクリ、エネルはデッキパワーを落とし、ある意味で足並みが揃っているような環境になったというのがこの7弾環境の始まりだと考えています。

7弾Tier表(3/17時点)

Tierとしては赤紫ロー、黒黄ルフィが立ち位置がいいものの、SとAでは大差ないと考えてます。以前にもまして相性差が広がっているといった方が表現としては正しいです。

さて、黒単モリアは大噴火を失い、一時は私もモリアは終わったかと思ったのですが、よくよく考えてみればこのリーダーもまだまだ健在なようでした。
現状での使用者は少ないですが、結局使用者が増えてくると思います。

ただ、黒黄ルフィにだけ不利対面なのできつい環境であることは変わりません。
もちろん勝つプランはありますのでその部分も解説していきます。


①モリアの強み
②リストと採用カードの理由
③各対面のゲームプラン

モリアの強み

一般的なゲームの考え方


以前のnoteなど見てもらえればわかりますが、このカードゲーム(他のTCGも然り)はゲームの速度を意識する必要があります。
気になる方は下記のリンクに記載

早く終わるアグロ系のデッキから大型を並べて戦うコントロール系のデッキまで様々ですが、モリアというデッキはそのどちらのゲームレンジ(早いか遅いか)にも対応できる力があるデッキです。
【早いデッキ】
=自分の手札・ライフなどのリソースを消費してどんどん攻めるデッキ。
【遅いデッキ】
=ライフを守りつつリソースを確保して大型着地から盤面を優位にして勝つデッキ。

「リソース」と「早さ」はオフトレードであり、早いデッキはリソースを放出して一気に攻め込みます。なので、リソースが攻撃力に変換されるという認識を持って貰えるといいかなと思います。

アグロはコントロール系に強く
コントロール系はミッドレンジ系に強く
ミッドレンジはアグロ系に強い

これがTCGの基本原則です。
なので大型環境の中で早さがピカイチの赤紫ローが強いのは自明の理ですね。

モリアの強み


ただ、この相性差が限りなく抑えられているデッキがモリアだと思っています。
ミッドレンジの動きから、コントロールの動きまでどちらも実現できるのがモリアというリーダーの利点です。
このレンジ(ゲーム速度)をゲーム中に自分で変えることができるのが強いと言う意味でもあります。

例えば、
・ペローナでハンデスして相手のリソースを削りながら5000ラインが立つ
・ホグバックでリソースを回収しながら5000ラインが立つ
・アブサロムで相手の面をKOしながら5000ラインが立つ

これらはおおよそミッドレンジ的な動きであり、アグロ系のデッキにも勝てる所以です。

一方で、
・8モリアからヘルメッポルッチで中コスト帯のキャラをKOしながら大型を立てる
・アイスエイジと合わせて相手の大型をKO

など、コントロール寄りの動きも可能にしております。

1番強いカード


個人的に1番強いカードは4コスのホグバックと考えていて
【早いデッキ相手には2000カウンターのペローナを回収してしっかり守り切る。
遅いデッキに対しては8モリアを回収して次の番、アイスエイジと絡めて大型を処理しながら一方的にこちらに大型を立たせる】
と言ったようにゲームレンジを操る主犯格がここに存在します。
なかなか、書き方が違うと分かりづらいのですが、登場時にトラッシュからカードを回収するのは紫の5コスクイーンや、4クザンと同様で、登場時に1枚手札が増えるのが強いことはすぐわかると思います。

リストと採用カードの理由

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