世界を笑顔に!

⑤人を思いやる

私の夢は世界を笑顔にすることです。「幸せとは何か」を考えた時、Aさんにとっての幸せがBさんの幸せとは限らないというジレンマがありますし、例えば殺人で快楽を覚えるような人にとっての幸せは、世間に受け入れられることはありません。以上のことから、全員が幸せになろうとすると無理や矛盾が生まれてしまいます。それでも私は世界を笑顔にしたいです。ではどうすればいいか、私が思うに、必要なのは、平等な社会です。極論を言えば、世界からお金をなくし、地位や財産の差をなくして仕舞えばいいのです。しかし、これを遂行しようとすると、現在富をなしている人々は、自分の所有物の、喪失を恐れ、低所得、劣悪環境で暮らす人々のことは考えず、自分の安定を望みます。
現在食糧難で苦しむアフリカやアジアの貧困層の人々は世界人口の10パーセント以上(9人に1人)いると言われています。それに対して、実際の生産量は、世界人口の全てを賄うのに十分な量存在しています。にもかかわらず食糧難が起こるのは、日本やアメリカなどの先進国の、食料廃棄に問題があります。もし、人類一人一人が、環境や、貧困層の人々のことを考え、計画的な買い物をすれば、あるいは、コンビニやスーパーに並べられた過剰な商品に警鐘を鳴らす人が増えれば、食糧難は改善していくと思います。そして、これらの行動は、他人のことを思う心から生まれるのです。
食糧難に限らず、差別や、人権問題など、思いやる心があれば解決できる問題が世の中には山ほどあります。複雑な宗教、政治事情により対立が起こることは避けられませんが、思いやる心はどんな宗教にも通じるはずです。また、ルールについて言うと、煩雑な社会の中で人が平和に安全に生きられるように作られたのがルールですから、人がルールを守るのは当然として、それ以上にルールは人を守らなければなりません。
長くなりましたが、人を思いやる気持ちが、平等な社会を作り、平等で平和な社会では笑顔が生まれると思います。世界を笑顔にするため、まずは、人を思いやる心を養う教育を作り上げていきたいです。

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