喪の雄(ものゆう)株主

20年程前には、デイ・トレードがブームだった。元金が50万円以下しかないような人が全力で株を買い、増えたらそれも含めて、また株を買う。センスと運がある人なら割と短期間で億単位に膨らますケースも見受けられた。

その人が取引する会社の給与より、余程、多くの利益を積み重ねていったわけだ。汗水流して働らく一般社員も、ばからしいと感じるなら皆、会社を辞めてトレーダーになればいい。

でも、そうやって会社自体がすべてなくなってしまえば、株式投資も成り立たたない。

だから投資で富を築いた人々は、羨ましがられても決して尊敬はされない。

ところが今世界を陰で動かしているエリートたちは、殆どがそういう人たち。左翼運動に潤沢な資金を惜しみなく出し続けるソロス氏などもそんな
一人。

人種的にも金融ゲームを得意とする人々と苦手とする人々に分かれると思う。得意とする人々は搾取し、苦手とする人々はカモになる。

日本人は苦手な部類に入ると思う。

歴史的に迫害を受け続ける民族は、他から嫌われる何らかの要素があるのかも知れない。


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