一般人と芸能人の間に現れたインフルエンサーってなんだろう。

ブロガーと呼ばれる人はブログだけで食べてそうだから、そう呼ばれる。そんな気がする。

これで生計を立ててそうだなーと予想される肩書きでカテゴライズされる。そういう意味で芸能人は芸能人という大枠で呼ばれつつ、タレント、女優俳優、アーティスト、アイドル、芸人、アスリートなど様々な呼び方をされる。

インターネットがなかった時、露出する場所は街頭広告、テレビ(ドラマ、バラエティ、ニュース、音楽番組など)、雑誌、映画など数に限りがあったため、その枠には限りがあり、その枠に出るために切磋琢磨することが必要だった。

映画会社が事務所機能を持ち、
テレビは事務所を持たないことになり(割愛)、
メディアができる以前、興行を軸に存在していたマネージャーたち(次期、各芸能事務所の社長など)が立ち上げた芸能事務所が乱立していった。(順番はあったが割愛)
僕にとっては、お会いして生のお話を聴くことが1つの夢でもある、伝説の人たちだ。

当時はメディアがマスとの間にあった唯一の情報発信方法であったため、
「どのメディアにどう出るか」がタレントのブランドを創り上げる術であり、メディアに一般人が出ることは困難だったため、芸能人と視聴者の間にできるブランディングの差は大きなものだった。NGな映像や文字は編集され、肌はレタッチできる期間を経て、世に情報は発信されていた。

音楽を聞ける場所はライブかCDか音楽番組で、
映画やバラエティ番組、ドラマを見れる場所は映画館かテレビのリアルタイム視聴か録画、あるいはレンタルビデオだった。

インターネットが登場し、
最初に登場したネット的な肩書きはブロガーではないだろうか。

アメーバブログで芸能人がブログを開設し、彼ら彼女らは芸能人のカテゴリの中で君臨した。この時ページを開設していった芸能人の所属事務所を順番に並べてみるのもまた面白い。一般人もページを開設でき、PV数という指標ができたことで一般人の中で上位のブログを書く人が誰かどうかも露わになっていった。程なくしてネットで広告で稼ぐ術ができ、ブログでpvがある人=稼げている人=ブロガーと呼ばれる人たちとなった。芸能人と同じプラットフォームを使えるようになったわけだが、ここでどんなにpv数が上がった一般人がいても、芸能人とは永遠にしっかりと線引きをしてカテゴリを分けて距離を用意したことは、ブランディングを大事にしている各芸能事務所への気遣いであり、あらゆる細やかな配慮が創り上げた関係値があるからこそ、今AbemaTVがあると思う。

TwitterやInstagramはこのブランディングの差を用意してあげることがとても難しく、公式マーク程度に留まってしまっているようにみえるが、さらに DM機能もあり、仕事を本人に直接交渉できてしまう可能性もあったことは芸能事務所からするとかなり厄介だ。

インターネットをはじめ、新しいものへの着手が早い事務所から、タレントのTwitterアカウントを開設したが、これは本当に怖いことだったと思う。何かわからないものに手を出し、芸能事務所の何人ものサポート体制とタレント本人の努力で積み上げられたブランド力が一瞬で暴落する可能性もあるわけなのだから。

今では商業的にも、出演という価値に本人からの宣伝力もある方がなお最高という考え方をするメディアは多い。メディア自体もインターネットの登場で増えているのに、人の1日は24時間から増えていないし、スマホゲームなども登場しさらにその24時間の使われ方は多種多様となり、イベントとメディアが人々のエンタメだった時代から、人々はあらゆるエンタメに囲まれている時代になった。

そんな時代の中で、やはりタレント自体もメディアになれるわけだから、なった方がいい。しかし同じプラットフォームで友達のようにリプライがされてはブランドは落ちるばかり。対応の仕方で好感度が上がったとしてもブランディングは落ちる可能性が高い。会えるアイドルに人気が出たことからもわかる通り、一般人は芸能人に会いたい、絡みたいが接点がなかったわけで、これが同じプラットフォーム、Twitter、Instagramを使っているとなるとDMもリプライも殺到してしまうのは当たり前である。各事務所本当に悩んだ(今も悩んでいる)に違いない。タレントのフォロー欄から関係値の良し悪しも読まれてしまうし、アイドルは異性のことをフォローすることすら、各所に気を遣って考え抜いてからしているだろう。事務所への問い合わせはスルーしてなかったことにもできるが、リプライで来た質問は無視しているようでイメージにも影響する。各対応がブランドに関わるため、タレント自身も事務所もリテラシーを高めなければならないが、それを全てのタレントに対してやるわけだから本当に大変だ。
芸能人名〜オフィシャルなどのアカウントはリスクを抑えて運営が情報を発信するというリスクを抑えた方法でとても良いと思うし、テレビを背負うアナウンサーや大物芸能人は下書きの提出などもおそらくしていることだろう。

最初に白黒テレビをみて、テレビがカラーになることに感動したり、2つ折りの携帯電話に感動した自分たちと違い、
今の10歳代の人たちにとってのエンタメ界はスマートフォンを通して出来上がっているに違いない。そんな若い子たちが1番SNSをやっていて、1番アカウント数が多くて、そんな子達の1アカウントがぱっと見で1フォロワーとして可視化されている。選挙とは全く逆のように若い子に票が多いわけだ。
TwitterやInstagramに大人が対応しきっていない中、今の若い子たちにとってのテレビなのかもしれないYouTubeの枠の中で、まるで会っているような感覚で喋っている人たちが現れ人気を博した。便利になって普及した編集ツールを使い、どんどん動画をアップしていった人たちはオフィシャルブロガーのカテゴリーがあったブロガーの時とは違い、芸能人カテゴリがないうちにYouTube業界のトップPV数保持者となり、YouTuberと呼ばれるようになった。そんな初期のYouTuber業界は、コンテンツが少なかったこともあり更新数を増やすことや面白い企画をアップすることが広告収益に繋がったため、あまりブランディングを考えて動画をアップする人は少なかった。そのため外から見ていた各芸能事務所やエンタメ業界からは、YouTuberというプラットフォームで芸能人のブランドを保ちながら動画を発信することは不可能なように見えていたのではないだろうか。そんな間に、UUUMやVAZをはじめとしたYouTuber事務所が立ち上がり猛スピードで繁栄し、大人の視点もあり、ブランドを意識したような編集クオリティーのチャンネルも現れはじめた。

YouTube領域だけそのような事務所に預けてみることに始まり、現在では自社でチャンネルを始める事務所もある。Avexの公式チャンネルをはじめとした各レコード会社の音楽を配信するチャンネルもあれば、吉本興業のように1つの大きなプロジェクトとしてYouTubeを推し進めている会社もある。エイベックスはYouTuberマネジメント会社の買収などもしていたり、ホリプロはデジタル子会社の立ち上げ、アミューズはTikToker事務所に出資していたりもする。ツインプラネットもデジタルへの張り方はやはりとても早い。

時にメディアに頭を下げメディアに出してもらい、その発信力やブランド力を人に乗せて情報を発信し、ブランド力を創り上げていた時代から、インターネットが登場したことで、モデルプレスやMERYなどの各会社運営の新興のWEBメディアや既存マスメディアのWEBメディアが現れ、そこに出られることも引き続き大きな価値であることは間違いないながらも、各SNSをはじめとしたタレント自身のメディア、事務所自身のメディアも持つことができるようになったということは大きすぎる時代の変化である。

そして今、一般人で先行者メリットを享受していた人たちはネタが尽きはじめ、日々の時事などに注目しながらプラットフォームでSEOをかけてながら動画をアップしているものの、少し疲れているようにも感じる。本田翼さんやオリエンタルラジオの中田さん、カジサックさんをはじめとした芸や能のある芸能人の参入の勢いは凄まじく、様子を見ていた芸能事務所が新しいブランディング手段やマネタイズ手段として参入してくる。

インフルエンサーという単語や存在は果たして廃れていくのか、
前回の記事で自分なりに定義している意味での本質的には、
ネット上で影響力のある全ての人がインフルエンサーではあるものの、
おそらくここからはブランド力にケアをしながらインフルエンサー市場に参入してくる芸能人が急増することにより、存在数の変化し分布図が大きく変わっていくので、インスタグラマーなどと呼ばれているカテゴリーは大きく弱りを見せてもおかしくないように思える。

フリーのインフルエンサー、新興インフルエンサー事務所、大手芸能事務所が取るべき、取るであろう動きは明確だ。

本当に面白い時代だけど、こんなエンタメ界芸能界を作った諸先輩たちに、これまでのお話を直接聞かせてもらえる機会は来るのだろうか。そんな日を楽しみに過去について詳しくなったり、今に詳しくなっていきたい。

情報を発信することで色んな意見やご指摘などもいただけて自分が詳しくなっていけるんじゃないか?と書くことを決めたのですが、全然間違ってる!という場合も、詳しくなっていきたいので優しく教えていただけたら嬉しいです。とても感謝します。ではでは。

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そーすけ / For you Inc.

インフルエンサーの総合広告代理店 For you Inc.代表/プロデューサー▫️SNSドラマ,ラジオ番組,コラボ商品の制作,SNS PRなどインフルエンサー関連の企画をやっています。エンタメ業界の為になることをしたいです。
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