テーブルトークRPGを始めよう!(13)~最初のTRPGシステム候補2~


はじめに

筆者の趣味の一つである、テーブルトークRPG(以下TRPG)を紹介します。

今回も、私がTRPGを初めて選ぶ候補となるシステムについて書いていきます。

評価基準

TRPGをプレイしている方は、この記事を読んでいないと思いますが、改めて書いておきます。

この記事は、一度もTRPGに触れたことがない人を対象にしています。

私もプレイをしていないので、TRPGシステムの内容を評価には含めていません。

あくまでも、初めてTRPGシステムの購入を考えている人への記事として読んでいただけたらと思います。

・入手難易度
・基本ルールブックのみでプレイができるか
・追加ルールなどの拡張性
・知名度

上記の基準を軸に候補となるTRPGシステムを選んでいます。

入手難易度は、TRPGシステムをすぐに買えるか、または在庫がしっかりと流通しているか。

基本ルールブックのみでプレイできるかは、基本ルールブックだけでどれだけ長く遊べるか。

追加ルールなどの拡張性は、追加ルールなどが豊富に取り揃えられており、自分のプレイスタイルに合わせた選択ができるか。

知名度は、TRPGシステムの認知度となります。

今回紹介するTRPGシステムには、私の思い入れ補正がかかっていることもご承知ください。

最初のTRPGシステム候補

タイトル:『D&D 5版』

著者:Mike Mearls,Jeremy Crawford(プレイヤーズハンドブック)

出版社:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト

公式ホームページ:https://dnd-jp.com/

ジャンル:ファンタジー(追加ルールを使うと銃器類有)

購入する時の注意点

『D&D 5版』を買う時に気をつけないといけない点があります。

それは、出版社が途中で変更になっていることです。

最初はホビージャパンさんから出ていたのですが、途中でウィザーズ・オブ・ザ・コーストさんに大人の事情で変わりました。

現在、流通しているルールブック等が2つの出版社で分かれています。

これから始める場合は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストさんが発行しているルールブックを手にしてください。

ホビージャパンさんから出ていたコアルールブックに、きちんとエラッタが当たっています(表記も一部修正されているようです)。

追加ルールブック類もウィザーズ・オブ・ザ・コーストさんから発売されているのを買えば間違いはありません。

ホビージャパンさんからしか出ていない追加ルールブック類は絶版になっています。

上記は、流通在庫か中古本を探すしか入手はできません。

ちなみ、ホビージャパンさんとウィザーズ・オブ・ザ・コーストさんとのルールブックの違いは以下の2点で簡単に見分けがつきます。

・表紙の肌触りが違う
・ページを閉じている部分が
    →赤ならホビージャパンさん
    →黒ならウィザーズ・オブ・ザ・コーストさん

となります。

間違えても何ら問題はないのですが、コアルールブック(基本ルールブックのことです。以下コアルールブックで統一します)は新しい方がいいです。

また、通販サイトで購入を考えている場合は、出版先は要確認です。

Amazonさんなら、コアルールブックは値引きで売っています(令和5年10月29日現在)

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストさんの『D&D 5版』の展開は本気を感じます。

今年だけで、5冊の追加ルールブックやシナリオ集がリリースされました。

来年も、同じペースで出版されるかもしれません。

その中には、ホビージャパンさんから出たいたタイトルも含まれる可能性もあります。

今後の展開を見守りましょう。

で、

おすすめポイント

やはり、知名度が抜群!

世界中で通用するのは嬉しい。

コンシューマーゲームや映画にもなっていますし、アメリカのテレビドラマなどにもたまに登場するぐらい『D&D』シリーズは有名なのです。

TRPGをプレイしている人で『D&D』シリーズを知らない人はいないと思います。

プレイ仲間を見つけやすいと思います。

もうすでに新しい版上げも予定されており、今後も進化し続けてくれるTRPGシステムです。

古いルールブック等は、新版でも資料として使えるので、今からプレイしていても長く遊べるのが利点でしょう。

私も、『D&D』をプレイしていました。

『D&D 5版』のルールブック等を読むと、昔の自分に戻れるのがいい所です。

そして、『D&D 5版』は、コアルールブックだけでずっと遊べるだけの充実した内容を誇ります。

追加ルールブック類が、本当に必要なのかと思うぐらいです。

『D&D 5版』のコアルールブックの1冊の単価(定価5,500円)はとても高価ですが、価格相応の内容が入っていると思ってください。

『D&D 5版』の全てのルールブック類に言えることですが、1冊の中身がとにかく凄いのです。

そのため、追加ルールブックは、必要が出た時に買えばいいでしょう。

追加ルールブックには、色々とプレイに役立つ情報も入っており、ダンジョンマスター(ゲームマスターと同じ。『D&D』ではダンジョンマスターと言います)をするなら買っておいても損はありません。

シナリオ集のボリュームも凄くて、おなか一杯になります。

すべてのシナリオをクリアできるのかよ、と思う内容です。

シナリオ集は、プレイ環境と相談しながら選んでください。

シナリオ集の世界観は、少々暗めかなと私は思っています。

海外産ですが、シリーズの展開の中断や売り切れ絶版の可能性が低いのもお勧めできるポイントです。

スターターキット類も充実しているので、コアブールブックを買う前にスターターキットを試すのもいいともいます。

「デラックス・プレイ・ボックス」なら、コアルールブックに進むときにも役に立つアイテムであるサイコロやマスタースクリーンが付いているので買うのもありかと思います。

公式ホームページには、無料体験版も公開されています。

おわりに

海外産でファンタジーと言えば、『D&D』を真っ先にお勧めします。

買って間違いないですし、買ってよかったと思ってもらえるでしょう。

細かいことは言いっこなし。

本当にどれにしようか迷ったなら『D&D 5版』を選んでください。

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