勝負強さの脳科学 林成之


自分の「気持ち」→「思い」→「こころ」→「考え」の順に、脳の中で最も厚いベールに包まれている脳機能が発生してきます。
自分の「気持ち」を生み出す<自我の本能>+<仲間になりたい、知りたい、生きたい>が<自我の本能>+<仲間と共にしたい、頭が良くなりたい、勝ちたい>、さらに<自我の本能>+<仲間のために、原因を究明したい、最後は自分が成し遂げる>といった具合に、「脳神経細胞由来の本能」が少しずつ形を変えていくことによって、これまでのべたきた三種類(「仲間になりたい」「知りたい」「生きたい」)から、ここで紹介した9種類に増え、より複雑なこころや考えを生み出すことを可能にしているのです。

相手は自分達のどこを超えていたか

教育と共育

全員にえこひいきができる。

組織管理体制か機能管理体制か

否定語を口にしない

勝負脳
・100点満点を超える思考
・脳の間違う仕組みを克服する
・勝負強さの正体を理解する
・本能を克服する
・七つの条件を磨く

試合をしながら強くなる

統一・一貫性の本能

三回以上連続して攻められると、避けることができなくなり、防御態勢が弱くなる

乳酸は疲労物質ではない

セロトニンが抑制されることが疲労の正体

脳の疲労 FRを睡眠・昼寝によって増やすことで
副交感神経を優位にする。食べ物はイミダゾールジペブチドを多く含む活動量の多い動物の肉や回遊魚の赤身(鳥の胸肉、鳥のささみ、マグロやカツオの赤身)を食べ、その産生を促すスクワット運動や軽めの体操、ジョギングをすること。

疲労によってスポーツ選手の運動能力を直接低下させる原因は、影響が大きいものから順に
血中炭酸ガス濃度、低酸素濃度、脱水、身体の熱貯留現象です。
ハードな練習をした後には炭酸ガスを意図的に吐き出すとよいのです。大きく吸って三回吐く。吸気より呼気の時間を長くする。

チームメイトの失敗は自分が取り返す

現状を維持しつつ、進化したいという矛盾した考え方に、陥っていることを理解していない

ピットフォール

終盤が得意という考えと実行力を練習で磨く

勝てると間に合う

やる気は才能を発揮するためには欠かすことのできない大切なもの

ひとりひとり、えこひいきする

美しい姿勢と水平目線が集中力を高める

脳が補正する必要が出てきます。
そのため、反応時間が遅くなり、集中できる時間も短くなるので、才能を発揮する力も自然にレベルダウンするからです。

可動体軸をささえている腸腰筋

チーム内に自分の都合を持ち込む選手は、試合に出場させてはならない

利き目

ルーティーン

左右の肩甲骨にぐっと力を入れて、内側に寄せるようにすると体軸稼働支点も安定し、体を使った腕の振りが可能となり、力強い腕の振りが可能になってきます。

両肘をぐっと後ろに引いて、可動体軸支店を支える周りの筋肉を引き締めて走ると、走るスピードも速くなり、瞬間の速い動きも可能になってきます。

ロルフィング歩行https://youtu.be/FOlZHbK5l0E https://youtu.be/lypV9L0Jn60

ゾーンの範囲 70センチ以内 ボールと身体まで70センチ メッシ

メンタルとは、自分を守るための科学

試合の結果にとらわれない。次回には倍返しの作戦会議。気持では負けない。

メンタルトレーニングは個人の才能発揮に有効でも勝負に強くなる、あるいは、勝負に勝つための訓練法ではない。

ご褒美は緩む。

強い心にたいする考え方が甘いことが原因であるといっても過言ではないような気がします。

応援も、チームの力の一つです。

ため息ばっかり 伊達公子 2013.9東レ https://www.youtube.com/watch?v=AXcHFI8Hl6k このため息は日本人の特徴です。アメリカ人は同じような時にも「あー」とは言いません。「おー」というのです。日本人の「あー」という声を大音量で聞いた選手は、気持ちがガクッと落ちてしまう。

「攻めろ、攻めろ」という応援の中に否定語が潜んでいる。「今、全然攻めれていないから、早く攻めろ、攻めろということです。

自己報酬神経群では「自分で達成したい気持ち」「自分でやってやろうという気持ち」「自我」をつかさどる部分なので、周りから「攻めろ、攻めろ」と先に言われると、上手く機能しなくなります。

応援は素晴らしいプレーに対してする。

プロフェスする力 プロフェス(英: profes)は、プロジェクト・フェスティバルを省略し、英語の profess(告白する)にかけて、日本人が発案した造語。大人数の研究者が集まり、様々なプロジェクトについて議論をする場を意味する。Profess と区別し、英語では profes と表記する。別名スナフェスとも呼ばれる

足し算思考 今はダメでも、最後は、自分がやってやる

失敗できないという気持ち否定語が許されないチーム力。

救急救命センターでは「実力のある上級医師が最も働く」「医学的な学問を語るときは地位に関係なく対等である」「否定語は禁止」「反対するときは、もっといい意見がある場合のみ」という不文律を決め、学問的な討議には若い医師も活発に参加する体制を大切にする。

上級医師は世界の医療がどこまで進んでいて、そのような課題がテーマになっていてそしてそれに対して、我々はどうすべきかを、皆の前で報告する。このミーティングは誰でも参加できる公開性にし、常に世界のトップを目指す。

エース軍団と最後の砦軍団に分ける

ベテランではなく「レジェンド」。

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