信じる覚悟 超訳 西郷隆盛

天に恥じない生き方を選ぶ
正々堂々と、楽しみながら人生を完成させることができるか
私たちは、天という大きな存在に生かされています。
義憤
誰かが見ているから、という理由で正しいことを行う人は、誰もが見ていないときには、邪なことをするかもしれません。人の真贋は、誰の目も耳もないところで明らかになります。人が見ていないときにに身を正せる人が、やはり本物なのです。
理想を元に選択する。
逆境は新たな力を必要とします。あなたの成長も不可欠です。心構えさえあれば、逆境は新たな力をあなたに与えてくれるのです。
育つのを楽しみながら、面倒を見ることです。
難しいことが起こったときに、自分を鍛えてこなかったことを、誰もが後悔します。
困難にぶつかってから、自分を鍛えるのでは遅いのです。なにごともない平和な日々に、自分に打ち克つ修行をしている人だけが、本当の難事を前にして世界に打ち克つことができるのです。
簡単に得たものは、簡単に消え去るのです。
ろくに目標を見定めないうちに、手にした矢を放ってしまう性急な人がいます。そのような矢が、的の真ん中を射抜くことはありません。
あらゆる事業は、人の役に立つこと、求められることで続きます。
すべての物の本質は、形ではありません。
誰も始めないこと、それをあなたが始めることができるか。
道を行うか否かは、周囲に人がいるかどうかに関係ありません。
物事は連鎖です。連鎖を続けることで大きなうねりとなります。
誠の成果は、春のあとに夏がくるように、自然に出現するものです。
行動と知識は、一つのサイクルです。行動によって知識を再確認し、知識によって新しい行動を始める。
過去にとらわれず、未来に焦らない。
機会を自ら作り出す気概のある人ほど、運も味方をするのです。


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