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人生セーブデータinイギリス-28

Week28


フィールドワーク3日目。

だいたい1日の流れは掴めて来た。
朝オフィスに集まって、ミーティングやら講習やら受けて、昼前くらいには現場に移動する。
家を回りまくって、3時くらいにどこかのお店で昼ごはん。そこからまた回りまくって、18時ごろに夜ご飯。そこから最後にまた回って20時くらいに終わる。

今日はまた別のリーダーと回る。イギリス生まれのパキスタン人の女性。
昨日の夜、チームリーダーから、「明日は彼女と一緒に回ってもらうけど、特にこれとこれについて注目して勉強して来て欲しい。」と言われた。
自分も課題だと思ってる部分だ。しっかり自分の課題に対して、適切な人と回らせてもらって学習させてもらえる。本当にありがたいし、自分のことを考えてくれてるんだなとひしひし伝わる。実際にリーダーからも「君のサポートに100%捧げる。だから君も100%を出して欲しい」と言われた。もちろんです。

今日印象的だったのはリーダーが回ってる途中で「少し待ってね」と言い、立ち止まった。何か唱えている。そう、彼女はムスリムなのだ。
初めて自分の目で人が礼拝しているのを見た。何か少し、感動のような感情を持った。

時間が来て、市電で家に帰る。
基本的に交通費は自腹。日本みたいに交通費支給の文化がなさそう。

夜、チームリーダーから電話が来た。
「今日はどうだった?
「何を学べた?
という話をした後、
「来週の出張行くかい?」と聞かれた。出張があること自体は聞いていたが、1週目の自分には関係ない話なんだろうな〜と思ってた。
だけど、
「リーダー陣と常に一緒にいるから、1週間で2〜3週間分の学びがあると思うよ。だからSotaにも来ることを勧めるよ」
「明日また行くかどうか気持ちを教えてくれ」

と言われた。え、自分で決めれるものなんだ。
自分が行っていいものか?と少しだけ思ったが、
いやそんな貴重な機会行くしかないだろと思った。

明日またリーダーに電話しよう。

職場の人は大事


久々の土曜日お休み。買い物行って、家の掃除して、家計簿つけて、サッカー観て、休日はいいなあ。

買い物に行こうと、外に出ると、迎えの家の庭にターフのようなものが建てられている。キャンプしようとしてるのか?と思ったけど、違いそう。
喪服らしき服装の人がいる。花を持った人もいる。誰か亡くなったのかもしれない。

そういえば前に霊柩車を見たけど、イギリスの霊柩車は窓が大きくて、車の中がよく見える。棺や、遺影に花が飾られて綺麗な様子が伺えた。
日本はあまり見えないようになってる気がしたけど、そういうところも文化の違いだよね。

そしてチームリーダーと改めて電話した。
「マネージャー陣にSotaが出張に参加してもいいか聞いたんだ。彼らは君を歓迎してたよ。もちろん、英語力はまだそんなにないかもしれないけど、君にはポテンシャルがあると信じてる。だからこの貴重な機会を活用して欲しい」
と言われた。嬉しいなあ、めちゃくちゃ。

というわけで、来週1週間は出張に行って参る。

職場の人間ってマジで大事なんだな、と明確に感じる1週間だった。

正直、前のバイト先は性格が合わない人がいたこともあって、その場にいることがストレスになることが多かった。褒めてくれたり、やる気出ることを言ってくれる人もいなかったしね。
だからバイト行く前、嫌な気持ちになった。全然楽しみじゃなかった。行って楽しいこともあるけど、そんなものは嫌なことで覆される。

でも今は逆だ。全く逆だ。みんな優しく自分を受け入れてサポートしようとしてくれる。褒めてくれるし、やる気が出ることを言ってくれる。
だから、仕事に行く前、不安になっても「みんなに会えば、行けば大丈夫」と思える。嫌なことがあっても、そんなものは嬉しい気持ちで覆される。

「自分が必要とされてる」

これを感じられるか、そうじゃないかの差は、自分にとってかなり大きい。

ありがとう、Sakura


今日は髪切りに行った。流石にちょっと長いしね。約3ヶ月ぶりの散髪。ウズベキスタン出身の人に切ってもらった。イギリスに来て3年目らしい。
確実に日本で過ごした22年よりも、イギリスで過ごした半年の方が色んな国出身の人と話してる。すごいねえ。ダイバーシティやねえ。同じ島国なのにここまで違うんだねえ。

今日は元バイト先に、最後の給料をもらいに行く。あと制服返しにね。

お店に入るとみんな喜んで出迎えてくれた。なんならプレゼントまで貰ってしまった。
俺が先週チョコをプレゼントしたから、今度はみんながお金出して、リュックサックを買ってくれた。その中にはみんなからのメッセージ付きポストカードとチョコが。。

いやあ泣きそうになったわ。ちょうど賄いが出る時間に行ってたから、賄いもいただいて、食べながらカード見たんだけど、嬉しいし、こんなもの予想もしてなかったから感動したなあ。こんなに嬉しいものなんだね。

半年前まで、この国で俺のこと知ってる人いなかったんだよ?すごいことじゃない??

今となっては、自分に期待してくれる人たち、自分に感謝してくれてプレゼントまでくれる人たち、温かく迎えてくれる人たちがいるんだよ。感慨深いですねえ。

なぜか、「自分の子供に何を伝えたいかな」と考え始めた。彼女もいないのに!?

でも、
子どもに伝えたいこと = 自分の人生で学んだこと
になるよね、多分。

出張行くぞ!!!ああ!?


今日の夜から出張に合流する、はずだった。

皮膚科でもらった薬が切れていたので、合流する前に病院に行って薬をもらって、夜に合流する予定だった。
予定通り、朝病院に電話をして予約をとった。前回同様、電話で診療してもらった。しかし、先生に「病院来てもらえる?一応今の状態を確認した上で処方箋出そうと思うから」と言われたので、指定された時間に病院に行った。
行ったけど、呼ばれない。10分ほど経っても呼ばれないので、受付の人に聞くと、「もう先生はいないので、また予約取り直して下さい。」と言われた。マジか。
対面で病院を利用するのは初めてだったので、俺に落ち度があるんだろうけど、わからんかったなあ。

薬ない状態で出張に合流するのはきつい。リーダーに電話して事情を話すと、「全然問題ないから、電車のチケットだけ取り間違えないようにね!事情を知らせてくれてありがとう」と言ってくれた。さすがに、成長の機会を逃していることに失望をした。でももうそんなことを嘆いていても仕方ないので、とりあえず営業の練習して、動画撮ってリーダーに送った。俺にできることはこれくらいしかない。
また明日改めて病院に連絡しよう。

行くぞ!!

無事に薬をゲットできた。「またこちらから電話かけますね」って言われて待ってたけど電話来ないっていうプチアクシデントはあったけど、アプリ見たら処方箋出てたから無事薬局で薬をもらえた。

やっと出張に合流できる。20:03発の電車に乗って1時間ちょっと。18:30頃に家を出て駅まで1時間ほど歩く。やっぱ音楽聴きながら歩く時間が俺の日常には必要なんだね。

本持ってくればよかったな。仕方ない、音楽聴いてるか。
以下、電車の中で考えてること

最近、イギリスに来て「違うこと」と「同じこと」があるなと気づく。(いまさら?)
海外に来ると、「日本との違い」にやっぱり目が行くし、それが面白いというのはある。でも「やっぱり同じ人間なんだな」という気づきも大事だなと最近思った。特にSakuraでサプライズされた時に強く感じた。

俺は最終日に感謝の気持ちでチョコをプレゼントした。みんなはそれにびっくりしたらしい。だから、俺が最後の給料を貰いに行った日にサプライズでプレゼントをしてくれたらしい。寄せ書き、リュックサック、チョコレートのプレゼントをみんなのお金を集めて買ってくれた。「戻って来てよ」「やめてほしくないよ〜」などの温かい言葉もかけてくれる。たった4ヶ月しかいなかったのによ?

イギリスでしか体験してないから「どこでも」という大きい主語はあまり使いたくないけど、きっと、「どこでも」感謝の気持ちを持って一生懸命に取り組めば嫌われはしないんじゃないかなと思えた。
死ぬまで忘れない思い出だな。

大きな挑戦をした時こそ、小さことに気づけるようになるね。

半年前イギリスに来た時なんて、仕事を見つけるので精一杯で、自分の英語力じゃ仕事なんてさせてもらえないのかもしれないと、めちゃくちゃ不安に思っていた。
でも、半年経ってみると、フルタイムの仕事を頂けて、信頼してもらえて成長の機会を与えてもらえる環境にいる。こんな恵まれてることない。縁に恵まれすぎてる。ありがとうございます。

全ての物事は適切なタイミングでやってくる。今の俺にしかできないチャレンジをする。ワクワクするね。

たのしいい

朝起きて、シャワー入って朝ごはんを食べる。イタリア人リーダーとカナダ人リーダーとエクアドル人リーダーと新入りの俺で過ごす。シェアハウスしたらこんな感じなのかな〜。結構楽しい。


今日は昼前くらいからずっと家を回り続けた。たくさん面白い人たちに出会えたな〜。家の中に迎え入れてくれたおばあちゃんもいたし、タイ人の彼女を持つ75歳のおじいちゃんもいたし、この仕事の面白いところだねー。

どんどん自分の課題が見えて、それを解消するために動き続ける。時間はあっという間に過ぎる。
てか、自分についてくれてるエクアドル人リーダーが、まさかの同い年だったっていう衝撃。大人っぽく見えるし、優秀すぎて3〜4つ上かと思ってた。同い年かよ。刺激えぐいな。俺もそう思われるように頑張ろう。

まじうっすいにっき

出張3日目くらい。
今日は1周目をリーダーと回った後、1人で2周する。初めて1人で回る。
1周目をリーダーと回ってる時に、初めてmonthly donationにサインしてもらえた。
めっちゃいい人だったな。この仕事の好きなところは、めちゃくちゃいい人と話せるっていうところ。心が綺麗になる。

昼休憩のあと1人で回り始める。緊張したけど、やるしかないっていうワクワクの方が強かった。1人で回ってる時にも、monthly donationに契約してくれる人がいた。いい人だったわあ。ぎこちない俺にも優しく対応してくれて嬉しかった。

出張先なのであんまり頭を使わずうっすい内容をつらつらとかきましたあこんしゅうはあ

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