いやー、すごかった。ボキャブラリーがなくてすごかった、しか言えないのが悔しい。

ただまあですね、言葉だけでは表現出来ない事があるから音楽というものがある訳で（もちろん他にも絵画やダンスなど様々な芸術がありますが）、それを言葉で表現しようとするのは矛盾という気がしないでもない（負け惜しみだけど）。

ひとつだけ言えるのは、ピアノという楽器はすごい、ということ。ピアノの音色って、何でこんなに美しくて心に響くのだろう、ということをずっと2人の演奏中（ソロもあり、共演もあり）に思ってた。最初に原田郁子さんが言ってたけど、ホントこの楽器を発明した人は天才デス。

そしてそのピアノをこんなに自由自在に、リラックスして弾きまくれる人たちがまたすごい。素直に尊敬する。僕も（記憶が定かなら）幼稚園に入る前から中学2年までピアノを習っていたけど、全然こんなに弾きこなせなかったし、最後は練習が嫌いでやめてしまった（残念ながらうまく弾けた時の快感や、上手くなることの喜びは感じられなかった）。

でもあまりにピアノという楽器が（改めて）素晴らし過ぎることを実感し、30年以上振りに来年ピアノを始めようかと2%だけ思ったよ（過去に挫折の経験があるので、躊躇しまくり）。