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パティスリー リョーコ (PÂTISSERIE RYOCO) のケーキ

パティスリー リョーコ (PÂTISSERIE RYOCO) のケーキは、やはり美味しい。年に1~2回は食べている。

今はバレンタイン時期なので、チョコレートケーキが出ている。今年は「キャラドゥ」というケーキにした。

とても美味しいのだが、色々とハードルが高いのが、このお店の特徴だ。ここは、そのハードルを乗り越えて来られるケーキマニアに対象を絞った店、と言って良いだろう。

まず、以前は違ったのだが、完全予約制ホールのみの販売である。この時点でかなりハードルが上がっている。普通の人はなかなかホールでケーキを買わない。そんなに量を食べないし、色んな味を楽しみたいからだ。普通に考えると、一人暮らしには厳しいだろう。二人暮らしの僕たちは、だいたい4日かけて楽しんでいる。

しかも、Webから予約するのだが、すぐに売り切れてしまう。今年は販売開始日の10時にブラウザを開いて待機し、何とか買えた。

受け取りもハードルが高い。まず受け取りの時間が決まっている(1時間ごとの枠になっていて、予約・購入の時に選択する)。予定をキッチリと確保し、大きな保冷バッグを持参し、受け取ったらすぐに帰宅する必要がある。場所も品川駅からバスだ(高輪駅からは歩けると思う)。

そしてオペレーションが決して褒められたものではなく、予約していても待たされる。特にこの時期は行列が出来ていて、受け取りに行った妻は1時間近く待った(これは最初の枠だけかもしれない)。

お店は素っ気無いケーキ受け取り所という感じで、ショーケースに並んだ色とりどりの美しいケーキを見ながら「どれも美味しそうだなぁ。どれにしようか」と悩みながら選ぶ楽しみはない。

それでもケーキマニアが集うのは、やはり美味しいからだ。サービスも何もかもかなぐり捨てて、味だけを追求している店、と僕は受け止めている。それはそれで潔くて良い。

あと完全予約制というのは、「予約さえすれば、確実に買える」ということでもある。

今年選んだキャラドゥ。中は5層になっている。

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2018年の年末にいただいたフレジェ。今年も4月に注文する予定。

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最後に。シュークリームも美味しいですよ。

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