皆様こんにちは。ViOLiNSTUDe  の篠崎爽太郎です。

4の指。そう聞いて恐怖で震えてしまうそこのあなた！安心してください。
今日はあの、4の指を絶対に押さえることができる方法をお教えさせていただきます。

結論から申しますと、小指だけで4の指を正確に押さえることはまず不可能です。

「じゃあ、どうすりゃいいの！」「我々は永遠に4の指を咥えているしかないのか！」

はいはい皆様落ち着いてください。
言いましたでしょ、方法はございます。
早速、一緒にやってみましょう。

ではまず、いつものようにあなたが一番楽な姿勢でバイオリンを構えましょう。

そうしましたら、1から3の指は押さえず弦からは軽く離して、4の指だけ、ミの音の場所で押さえます。

これだけではいつも苦戦している時と一緒だと思いますがここからが、本番です。一つずつやっていきましょう。

次に、4の指は押さえたまま左の肘をあなたから見て右側、胴体の方にグーッと回し込みます。
と同時にちょっとだけ腕全体を上に上げていきましょう。

そうすると、指全体が弦の上に覆い被さるようになるはずです。

ここでやっと、小指を少し、伸ばしてあげるとあら不思議。
あれだけ取れなかった4の指がいとも簡単に押さえれるではありませんか！！

そう、小指だけで頑張らなくて良いのです。
いやむしろ小指だけで頑張ろうとすればするほど4の指は遠い存在となってしまうのです。

短い小指を物理的に伸ばす事も、楽器を縮めることももちろんできませんよね。なら小指だけではなく腕全体でカバーする。使えるものは全て使うのです。

他にもストレッチなど方法はありますがまた別の機会に。

では今日のまとめです。

①他の指を押さえずに4の指だけ押さえる。
②左の肘を胴体側に回し込みながら腕全体を少し上げる。
③小指を少し伸ばす。

これでも難しい場合は、1から3の指、特に1の指を4の指と反対方向に引っ張っていないか。この点にも注意してみてください。　

これでやっと4の指が押さえれるようになったあなた。
次回は4の指から他の指へと移動する際の方法に取り組んでいきましょう！

では皆様、一緒にバイオリンライフ楽しんでいきましょう！！！

最後までお読みいただきありがとうございます。
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