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3年前のストーリーと自民党が低評価な理由

実は今回の事件は今に始まったことではありませんでした。

ストーリーは3年前に遡ります。



3年前のストーリー

それは、もう一人の上の子が本保育園の年中の時で会った。
当時もこれまでの伝統で卒対が発足した(卒対は卒業年の1年前から発足する)。今回同様、3年前も忙しいのを理由に我が家は卒対には参加しなかった。

当時の卒対行事は以下のようなものであった。

令和3年度 卒園対策活動概要


総額22,000円はかなりの高額である(確かDVD代は別途支払いだったと思うので、人によっては29,000円にもなる)。

これを同調圧力に屈して拒否できない保護者は支払わざるを得ないという強制構造が発生していた。各家庭様々な懐事情はあると思われるが、一律同じ金額である(保育料のような傾斜はなされない)。


卒対行事の一つとして、この年も「お揃いTシャツ」が企画されていた。
当時の卒対に参加している親から、卒対に参加していない我が家に対し脅迫まがいのことをされた。
グループLINEで3名のグループが作成され、2名の卒対委員から、


「買わなければ、一人だけお揃いTシャツを着ないことになるぞ!!」


と。


当時の園長(今の園長とは別人)は

「卒対がやっているものは制服と同じようなものです。」

などと意味の分からない発言をしていた。
その時は、園長がむしろ強制購入に加担するような立場でもあった。
PTAでよくある保護者の無償労働を学校がありがたく享受するという状況である。


この問題について、我々夫婦は3年前に墨田区議会議員選挙でTOP当選された自民党区議会議員に相談した。
自民党区議はこの問題について真摯に相談に乗って頂き、施設課長にも掛け合ってくださった。

しかし、何も変わらなかった。


行動はしてもらったが、保育園の対応としては結果が伴わなかったのである。
このことは私たちにとって、とても残念な出来事であった。


そこで、子供の危機を感じた私達夫婦は、考えに考え、自分達で行動し対応を行うことにした。

区ではダメなら都へ。
東京都こどもの権利擁護事業」や「東京都保健福祉局」に相談し掛け合ってもらいました。

東京都こどもの権利擁護事業からは保育園関係に詳しい専門員(大学教授)が対応してくださった。
2020年12月と2021年3月の2度に渡り当該保育園に直接来訪し、園長へ指導をしてくださった。


そして、園長は卒対のお揃いTシャツの持ち込みを断り、「絞り染めTシャツ」を保育園行事として取り扱うことと決めた。
こうしてなんとか未然に子供の差別行為を防ぐことができたのだ。
(我が家は、お揃いTシャツ自体に反対しているのではなく、任意組織の持ち込むものに対しては一部の園児に配布されない差別の恐れがあるため反対の姿勢ではあるが、保育園行事として全員が享受できるものに対しては反対ではない、ということは断っておく)


自民党が低評価な理由

当時の自民党議員の対応結果としては、何も変化がなかったことから、我々の評価としてはマイナスであった。

したがって、今回、自民党を評価するにあたってはそもそもマイナスからのスタートであった。そのため、3年前の対応の評価を逆転する必要があった。

過去を考慮していたのもあり、若干ハンデがあったかもしれない。
他党を出し抜くほどの勢いを求めていたかもしれない。

期待を込めての低評価でもある。
対応次第ではここからのごぼう抜きも十分あり得る。

今回対応頂いている自民党議員には、今後より一層の活躍を期待している。
何を隠そう、今年の4月の区議会議員選挙で私が投票し墨田区の未来を託した議員なのだから。


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