見出し画像

ただ生きるなら、自分の五感に耳を傾ける必要なんてない。

こんにちは、souの樋口です。

毎週月曜日の朝はsouの定期MTG。

最近は住んでいる町(神奈川県の平塚)でホームプレイスになる場をつくっています。

さて、今回の定期MTGは個人的に重要な時間になったので、noteに書き留めてみます。

souのコンセプトづくり

MTGではsouのコンセプトについて、考えています。

参考文献は以下など。

『コンセプトの教科書』著:細田高広
『コンセプト・センス』著:吉田将英
『コンセプトのつくり方』著:山田壮夫
『自分をいかして生きる』著:西村佳哲
『じぶん時間を生きる』著:佐宗邦威
『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』著:小山田育と渡邊デルーカ瞳

やっていることを簡単に書き起こすと以下のようなことです。

①各人の違和感を発掘する(人生を通して持っている問いや、個人的なテーマはあるか?)
②なぜそいった違和感を持っているのか?本当はどうなったらいいと思っているか?
③2人のそれが重なる場所はあるか?ある場合、どう定義できるか?
④これは私たちだけの違和感だろうか?それとも誰かも共感してくれるものだろうか(共感する人がいるのであればそれは市場の中に投じてみる意味があると思う)
⑤整理すると、誰に、何を提供していくとよさそう?(もちろん自前のリソースや市場の状況なども鑑みる)

さまざまな角度からsouの輪郭が浮かび上がります。

・制作をするだけでなく、対話を重要視している
・イキイキと働く人を増やしていきたい

そんな感じで進めていたところ、じゅんさんから

「個人の駆動が大事だと思うんだけど、ひぐとしてはどんなところを目指したい?」

という旨の問いかけをいただきました。

憧れから逃げていたこれまで

それから、僕が個人理念として掲げている
「周りを幸せにする誰かのやりたいを実現する」
という言葉を深掘りしてもらうことに。

souというユニットをつくった動機でもあるのですが、僕は誰と一緒にいるか(働けるか)に強い関心があります。

これまで色んなコミュニティに出入りしてきました。
これはなんというか、RPGでいかに強いパーティを組むか、
みたいな感覚に近いかもしれません。

尊敬する人たちにとって、利用価値がある人間になれるよう努力してきたこれまでの自分。器用貧乏であることが功を奏して、カメレオンのように必要とされる役割をこなしてきました。

ただ、話す中で、自分の在り方をそろそろ変えていく時期なのかなと。いつまでも憧れの対象を眺めることに終止符を打とうと思いました。

憧れの人の取り巻きになりたい精神から、
自分自身が憧れの存在たる自分になっていく。
そのためには変革が必要だ…。

腹から湧き出る言葉をキャッチする。

話すことで、自分自身に対する捉え方が変化することがある。
話を聴いてもらうことで、得られることがたしかにあります。

どんな態度で話を聴いてもらえるか、それ次第で、人はイキイキもすれば、心を閉ざすこともある。そんなことを実感します。

出来あいの言葉で物語るより、あなたの五感を使って本当に感じ、想ったことを言葉にするほうが、きっと何倍も、あなたの物語は素晴らしい。

『おとなの小論文教室。』山田ズーニー著

より生っぽくて、自分の心を響かせる言葉は五感を伴う言葉。
そこに耳を傾けるのは意外と難しい。

私たちは日々、自分の外側にあるたくさん情報に晒されています。
目的達成や正解を目指して、頭をフル回転させています。

自分の五感にアクセスするより先に、
たくさんの情報から最もらしい答えを探します。

よりよく生きるヒントとして、自分の内なる声や五感とのやりとりもきっと必要なんだと思います。

対話と制作

というわけで、souが取り組むのは、対話と制作を一貫して行うこと。

「壁打ち」という言葉があるように、自分のことを考える上で他者がいるのは、それだけで価値があることなのだと思います。

樋口のX:https://twitter.com/higu_Nobless
メールアドレス:sou230901@gmail.com



編集:sou 勝股 淳



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?