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【フルーツギフトSou.f】フルーツに向き合う経緯と想い

フルーツギフトブランド「Sou.f(ソウ)」の担当者です。
今回は、フルーツギフトの中身を構成するフルーツへの品質や思いをお伝えしたく。

フルーツギフトブランド「Sou.f」(ソウ)を運営しています。



 フルーツの紹介も今後どんどんしていきたいのですが、まずは担当自身が「なぜ今フルーツに関わっているのか」を伝えられればと思っています。

 もちろん、会社がフルーツの仲卸であり会社の思いもありますが、担当がどんな経験をし、どんな思いで今フルーツと向き合っているかが少しでも伝えられ、「こんな人がフルーツを選んでいるんだな」とご想像いただけると嬉しいです。

希少品種との出会い

 私は2020年1月に中途入社にてフルーツ仲卸会社に入ったのですが、話はだいぶ遡ります。

 そもそもフルーツの世界に足を踏み入れるに至るには色んな出会いと思いがありました。

 きっかけは大学時代に訪れたとあるぶどうの観光農園。
そこで、今でも大好きなぶどうの1つである「紅やまびこ」と出会いました。

 紅やまびこぶどうはかなり希少なので、知らない方の方が多いと思うのですが、同じく初めて出会う当時の私にはかなりの衝撃と感動をもたらすものでした。

みずみずしさがたまらない紅やまびこ

 とにかく果汁が「超」がつくほど豊富で、甘い汁が弾けるような感覚で。
デラウェアのように皮をむいて食べる品種で今風ではないのですが、皮をむいた瞬間果汁が溢れ出して来るインパクトのある品種です。

 その反面、輸送すると房から粒が外れてしまったり(脱粒)、潰れてしまったりと市場での取引がしにくい品種のため、一般には出回らず希少なのです。
まさに「行かなければ食べられないぶどう」。

この美味しさに感動してフルーツ沼にハマり、色々なフルーツを知ったり食べたり、求めて旅をしたりするようになりました。

面白さを伝えたくて奔走する中での出会い


ぶどうパフェを求めて愛知→山梨へ。



 大学を卒業して、違う業種で働いていた中でもフルーツとの小さな関わりは続いていました。

 ぶどうを求めて愛知のぶどう直売所を開拓したり、時には岡山など遠くに遠征してみたり。
また、自身でも食べ比べのイベントを企画したり。

 その中で、愛知県のぶどう農家さんで例のぶどう「紅やまびこ」を作る方にもお会いしました。
ぶどうに対する思いやこだわり、ぶどう農家の未来を想う姿に心うたれ、農業の世界にさらに興味を持っていくようになります。

(余談ですが、ぶどう農家、とりわけ多品種を栽培される方はぶどうへの愛がめちゃくちゃ深い気がしています。それぞれ同じ品目でも手入れのタイミングや育て方が違うぶどうちゃんたちを栽培していくには深い愛が必要なのかなあと思っています。)

生業にしようと決意した時

 プライベートでフルーツを楽しむ生活を送っていた令和元年のこと。
10月。台風で千曲川の堤防が決壊し、長野県の作物被害は甚大なものとなりました。
そのニュースを見てショックを受けるとともに印象に残ったのは、その頃急激に知名度をあげていた食べチョクさんやポケマルさんが応援をしていた姿。

 私は本業でフルーツや農に関わってきたわけではないので、寄付金やクラウドファンディングで応援することは出来ても、それ以上のことができないという無力さを痛感しました。

「もっとフルーツとそれに関わる人の力になれれば。」
そんな思いで令和2年1月より、フルーツ仲卸の会社に入社しました。

入社して走り続けていること

 

食べ比べの楽しめるぶどうフェアを開催

 入社後はフルーツに関わるというただ1点のみで、様々な仕事に挑戦してきました。
外食事業部員として、フェアの企画やフルーツの選定をしたり、産地と連携してPRに取り組んだり。時にはポスターデザインや商品開発に携わったり。
仲卸事業部員としても売り場を強化するPOPや販促物を作成したり。またSou.fをメインとするフルーツギフト事業にも取り組んでいます。

様々な形で、まずはフルーツを知ってもらい、そして食べてもらい、最後に買ってもらうを作り出す仕事をしています。

プライベートでもフルーツと走り続ける


 実はその反面、収益性や手間という観点などで会社ではできないという理由でプライベートでも続けていることがあります。

その1つが「ぶ活動」
こちらはぶどうの魅力を発信したり、自身だけでなくもっとたくさんの人に気軽にぶどうを楽しんでもらいたくてアカウントです。

ロゴは大切な友人に描いてもらった私の似顔絵です。可愛い!

 就業前からずっと大好きな愛知のぶどうの世界。
シーズンになると混雑をきわめるぶどうの直売所ですがもう少しすると後継者の問題や購入層の高齢化で様相が変わるのではないかと勝手に危機を抱いたりしています。
 だからこそ自分ができる発信を続けていきたいと考えています。

こんな自分だから出来ること

  たくさんの思いや動きをささっと紹介してしまいましたが、ギフト担当者のフルーツへの思いや琴線にふれてきた部分が伝われば幸いです。

 このようにフルーツに関わってきた中で、フルーツでもっと感動してもらったり、人と人を繋ぐ手段がフルーツであってほしいという想いから立ち上げたのが、フルーツギフトブランド「Sou.f」になります。

フルーツをもっと知って美味しく食べて欲しいからこそ、Sou.f同封のフルーツの説明にはこだわっています。


経験はまだまだこれからかもしれませんが、熱意をこめて旬のフルーツを選び、可愛く詰め合わせてお届け出来ればと思います。

「Sou.f」をどうぞ、よろしくお願いします。


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