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S&Cコーチのあれこれ

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ストレングス&コンディショニングコーチとして活動する本田の気づきや考え方を紹介します。 〜これからトレーナーを目指す方や現場で活動する方の何か参考になれば幸いです〜
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2022年4月の記事一覧

#008.【トレーナー向け】求められていることを提供する

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 今回のnoteの結論を先にお伝えしておくと『相手に求められていることをやっているか』ということです。 私たちの職業は求めてくれるクライアントがいて成り立っています。どんな人もトレーナーを頼ってくるときには必ず何かしらの目的があります。痛みを改善したいとか、筋肉をつけたいとか、痩せたいとか、競技力を上げたいとかさまざま。 我々はその目的に対して最善のアプ

#007. 長時間練習が悪いわけではない

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 日本の部活動の特徴ともいえる「長時間練習」ですが、現在では部活動の週休2日以上のガイドラインができて以前と比べるとかなり厳しさが緩和されたように思います。ただ、法的な拘束力はないので関係なく実施しているところもあるかもしれませんが。 今回のnoteは以前、元ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズとバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチのト

#006.【指導者向け】 何のための声出しなのか

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 先日Twitterにこんなツイートをしました↓↓ 私は中学校まではバスケットボールを、高校からは陸上競技を専門にやってきましたが、やはりチーム競技であるバスケットボールをやっていたときの方が『声出し』の決まりは厳しかったです。 当時の本田少年には、全力で大声を出して応援の練習をさせられたりシュートが決まるごとに張り裂けんばかりの声で数を数えさせられる意

#005.【指導者向け】 指導者も実践者であれ。

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 私はこう学びました。だから今でも当たり前ですが自分のトレーニングをやりますし、まだ25歳ですので競技パフォーマンスを上げるために競技練習もやっています。 我々は指導者になった瞬間、自分は競技者ではないから自分のトレーニングはしないで良いと勘違いしてしまいます。でもそれは大きな間違いです! ただ、ここで勘違いして欲しくないのは「100m走の指導をしている

#004.【指導者向け】 思考を絶やさない

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 このトレーナー業界にはいわゆる資格コレクターと呼ばれるようなひたすら資格の取得を繰り返す人もいれば、知識コレクターと呼ばれるセミナーを受講しまくったり、いくつものオンラインサロンに足を突っ込んだりする人もいます。もちろん知識に貪欲で学ぶことをやめない人だと思うから、それはそれですごいことだと思うしある意味尊敬します。 しかし、サロンやセミナーで教えても

#003.【トレーナー向け】 過去や他者に依存するのはダサいよというお話

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 今日のテーマは少し尖った内容かもしれません。嬉しいことにTwitterやInstagramで多くのトレーナーの方やセラピストの存在を知り、つながることができたのはとてもありがたいことです。しかし一方で個人的に気になる文言を見かけることがあります。 ・ 元◯◯(プロチーム名などの)トレーナー ・ 誰々(有名アスリートなどの)トレーナー ・ 海外経験あり

#002. 選手の言葉に救われている

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 ありがたいことに、ご縁から2021年からは専門学校の非常勤講師という仕事を務めさせていただいております。そんな中で、将来トレーナーを目指したいと思っている学生さんから相談を受けたり、SNSを介してS&Cコーチという職業について質問をいただいたりするようになりました。このnoteで少しでもトレーナーやS&Cコーチのという職業の素晴らしさや面白さを知るきっか

#001. 生きながらえて、かれこれ3年目。

noteをご覧いただきありがとうございます。Physical Edu.の本田です。 いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。 ふとこのnoteを書きながら過去を振り返ると、トレーナーとして活動を始めて4年、開業して2年。まだ年数で見るとこんなもんなのかと思いました。 トレーナー活動をしている4年間の中では、ちょろっとアメリカに飛んだり、世界で戦ったようなトップレベルの選手に出会ったり、学校の教壇に立ったり、チーム契約を結んでいただいたり、いろいろ濃い内容を過ごして