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11/18「好きになっちゃりぃ北九州vol.15~翔 北九州~③」開催しました!

北九州市民カレッジ「好きになっちゃりぃ北九州vol.15~翔 北九州」、第3回のテーマは、「若松の歩みとそれに関わった人々」です。
 
講師は、旧古河鉱業若松ビル館長の若宮幸一さんと、ボランティアで観光案内をされている若松再発見の会の山田泰治さんです。
 
前半の若宮館長の講義では、若松が石炭積出港として発展していく過程を伺いました。
築港には渋沢栄一や安川敬一郎、NHK朝ドラ主人公のモデルとなった広岡浅子など、みなさんご存じの明治の偉人が多数関わっていたことを知り、当時の熱気あふれる若松周辺の情景が目に浮かぶようでした。
 
後半は、山田さんの案内で、若戸大橋展示室「アビュレッド・ブリジアム」へ。
この展示室は若松側橋脚の中にあり、橋を支えるワイヤーが繋がれている重要な施設です(イベントや研修時以外は非公開)。

橋を支えるケーブルなどの現物を見ながら、橋の構造や建設当時の話を伺いました。
60年前に巨大な橋を造った技術力の高さを知り、建設に携わった方々の並々ならぬ思いに触れることのできる時間となりました。
 
最後に、若松区役所横にある恵比寿神社を訪れ、玉垣(神社の敷地を囲む柵)に記された寄進者の名前の中に、麻生太吉や玉井金五郎など、当時の若松にゆかりのある方々の名前が残っていることを教えていただきました。
若松を訪れた際には、知っている名前を探してみるものおもしろいかもしれませんよ。
 
子犬(?)が抱きつく珍しい狛犬も見ることができます。

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