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2/21「北九州地区社会教育委員ブロック研修会」参加してきました!~その1

令和5年度北九州地区社会教育委員ブロック研修会が、ユメニティのおがたで開催され、参加してきました。
 
ユメニティのおがたに入ると、お迎えしてくれたのは元大関魁皇の銅像と大きな手形!
直方といえば魁皇!と言わんばかりに、まちのあちらこちらに魁皇が君臨しています。

思わず記念写真

研修会のテーマは「子ども・若者の地域社会への主体的な参画と多世代交流の推進」でした。
 
基調講演は、九州産業大学教授の緒方泉さんによる「子ども、若者の社会課題に向き合う博物館」です。
 
講演で、「博物館浴」という言葉を初めて聞きました。
「森林浴」からきている言葉で、博物館や美術館へ行き、心や体をリラックスさせることを言うそうです。
日本ではまだあまり聞きなれない言葉ですが、欧米では1998年頃から病院でも取り入れられており、医師が処方箋に「博物館へ行く」という処方をするなど、リラックス効果やストレス軽減が期待されているとのことでした。
 
緒方教授も、コロナ化を経て、社会課題である子どもたちの不登校や引きこもりの問題解決に、社会教育施設である博物館や美術館を活用できないかと研究を重ねているそうです。
 
また、日本の社会教育施設のほとんどが、列に並び静かに鑑賞しなければならない現状について、本当に子どもたちの「見て・さわって・学ぶ」ことにつながっているのか、疑問を呈され、子どもたちに「ゆっくり観ようね」と言って、自由に過ごせる居場所づくりをしていきたいと言われていました。
 
日本人の博物館などの利用は、年間1.2回とのこと。
テーマでも上げられている、健康・ウェルビーイングのためにも、多くの方に利用していただきたいと思います。

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