『荒ぶる季節の乙女どもよ。』がおもしろい

表題についてですが、ひさしぶりに毎週のアニメを楽しみに待つようになりました。若い頃は、偏執的にVHS(!)にアニメを録画していてものだったんですけどね。

おもしろさ、その1。声優の声が可愛いし上手い。大事なとこです。アニメに受肉化を与えるのは人の声なのです。各女の子で、それぞれ特徴がある声でわかりやすいし、楽しいです。

おもしろさ、その2。性に巻き込まれる困惑と、でも胸を掻き立てる恋愛の葛藤。女性って「性に巻き込まれる」感覚が強いのでは?と想像するんです。男の場合は、性は「内から湧き上がるもの」です。女性の場合は、異性や社会から「女」として見られ、本人の意向と関係なく巻き込まれていく。

そういったものに困惑を感じる一方、幼馴染への恋心を自覚したり、可愛い系一途男子から真っ直ぐに迫られたり、自分に欠けているものを追い求めていく過程で自分の情動に気づいたりして、胸騒ぎを感じていく恋愛もまた経験していく。そいういったとこが胸キュンしつつ、ニマニマしてしまいます。個人的には、部長の屋上シーンがお気に入りです。あの赤字!

原作が女性作者なので、ギラギラした性というよりは胸キュン要素が強いと思います。なので、女性が見ても楽しいんじゃないかと。股間のちんこじゃなくて、心のちんこです(下世話)。

アマプラに入っていれば課金なしで見れるので、よろしければ。



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