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仕事のやり方資質②サポータータイプ

そういう個と。プログラム主宰の皆川公美子です。

本日は、前回に引き続き仕事資質シリーズをお届けします。

HSPさんの起業というのは、人生の一つの選択肢であると私は考えているんですけれども、
起業する場合にこの3つのタイプの方向性と資質があるります。
これは人としての強みや資質ではなくて、仕事のやり方のタイプというお話です。

一つ目として事業家タイプについて前回お伝えしました。
今日はサポータータイプという方たちについてお伝えしてみようと思います。

仕事のやり方資質②〜サポータータイプ

サポータータイプは文字通り人をサポートする人です。
そのため、前回お伝えした事業家みたいに
「これやりたい」「みんなでこれやろうぜ」と旗を振って先頭に立つタイプではなく、
人がやりだしたことにさっと寄り添ってサポートしたり、
困っている人を助ける、
誰にも見つけられていないタスクを見つけてそれをやる、
そういった仕事のやり方が基本になります。


たくさんの方のお仕事の相談を聞いてきて
HSPさんにはこのタイプが数として多いかもしれないなというふうに感じます。
HSPさんの一つの特徴、定義として、 共感性が高いという点があります。
なので、人のサポートをするときに
この人ここに困っているんだなとか、
このチームのこの部分に手が足りていないんだな、
ということが分かる強みというのが最初から標準装備されている場合、
このサポータータイプにあたります。

ミソは、それを見つけよう見つけようと
がんばっているのではなくて
誰かが困っている「できていないこと」や
「手をつけられていないタスク」に自然と気づいて
そのポジションサポートへと身体が動くという点にあります。


仕事の業種としては、どの業種であってもこのサポータータイプの人はいます。
旗振り役ではなくて、No.2ポジションにあたります。

たとえば、
起業家やフリーランスが何か仕事を立ち上げたとして、
そのバックヤードの部分を担う事務サポートの仕事だとか、
イベントのオーガナイズをして、 アーティストタイプの人たちを助ける仕事はわかりやすいでしょうか。


仕事には
まず「○○という商品を売っていく」
「○○というサービスを売っていく」という
対価が生じる部分が必ずありますが、

「購入」「販売」の部分だけではなくて
サービスに付随するこまかい部分が必ずあるはずです。

申し込み対応や
入金確認、当日の対応、または商品の発送、
アフターケアなどひとつのサービスや商品にまつわる
いろいろが必ず発生します。
モノであれば在庫管理が必要ですし、
対人のサービスであれば、お客様対応を細やかにできることが
日本では標準のサービスとなっていることは否めません。

このサポータータイプは
ダイレクトにお客様に喜んでいただくことももちろん
目指すところではありますが、
どちらかというとチームに対して貢献するようなことに
よろこびを感じるタイプとも言えます。
自分はバックヤードの隠れた存在として
存在するけれども
「あなたがいてくれるおかげで
チームでの仕事が円滑に回るよ」と言われるようなことです。


仕事として何がしたいかはっきりしていないことも

事業家タイプやアーティストタイプは
やりたいことや
アイデアの方向性がわりとはっきりしているけれども
サポータータイプは
仕事としてはっきりしていないこともありえます。
人の喜ぶ顔が見たい!というところに
気持ちが大きく動くので
ぶっちゃけ、「この仕事でなければ」というこだわりよりも
まわりの人の笑顔が大事だと感じている人も多いかもしれません。


またオーガナイザー(の補助)、
営業補助のような動き、
会社組織のなかでは
バックヤードの動きをする組織、
HSPというのは時に相手のやり方を見つつ、そこにベストなサポートを加えていくという仕事のやり方ができる人たちだなと思います。

根っからのサポーターの人たちというのは、ルーティンに強かったりします。
アーティストのそばにいる場合はマネージャーという職種になることもありますが、 リスク回避の仕事がうまかったり、誰かのために誰かを輝かせるということについて苦にならなかったり、 そっちの仕事の方が面白いと思ったりします。

人のサポートをするということに喜びを感じる人というのは、 2番手に立って人の参謀役ができたりとか、 そういった業務も向いていますよね。
ですので、ゼロイチに関してはそれほど得意じゃないんだけれども、 仕事を遂行するときに大きな力を発揮する、 ルーティン化・現実化に対して力があるという人も多いかなと思います。

今日はサポータータイプについてお話ししてみました。
次回はアーティストタイプについて深掘りしてみようかなと思います。

今日も読んでくださってありがとうございます。

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