見出し画像

Pixarの天才すぎる才能

【ありえない天才、Pete Docter】


「トイストーリー」「カーズ」「ファインディングニモ」。みんな大好きPixar映画。

そんな世界最高峰のアニメスタジオのど天才がPete Docter。

かのJohn Lassetorの後を継いで、PixarのChief Creative Officerをやっているのだから、それだけでスゴいのはわかるとは思いますが、実はPeteの監督作品はPixarの歴代興行収入ランキングでは「インサイドヘッド(Inside Out)」の5位と、ずば抜けているわけではありません(それでも十分スゴイんですけどね)。

それでもPeteがありえない天才だというのは、彼が扱っている題材です。
「インサイドヘッド」も色々と思い悩む11歳の少女の頭の中の感情(「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「恐れ」)を擬人化して、人の頭の中でどういうことが起きているかをエンターテイメントにしています。

そもそもこんなことをアニメというエンターテイメントにしようと思いますかね?それを最高のエンターテイメントにして、さらには興収も3億5千万ドルを越えているのは本当にありえない天才です。

【残念すぎる最高傑作】


そのPete Docterが2020年に創った最高傑作が「ソウルフルワールド(Soul)」。

人間が生まれる前に「どんな自分になるか」を決めるソウルの世界を描いたもの。スピリチュアルとも言えるし、哲学的とも言える、超難しい問題を最高のエンターテイメントに仕上げている。

もちろんアニメも超一流。

が、こちらの作品。ピクサーの歴代興行収入ランキングに入っていません。というか公開されていないんですよね。コロナの影響です。

もったいない!
本当にありえないくらい難しい題材を最高に仕立てているし、評論家とかの評価も爆高なのですが、公開されていないので観ている人が少ない。

超残念の極みです。

【世界を変える作品】


題材としては、人間の在り方自体に問題提起を掲げる
本当にスゴイ作品だったのですが、
にも関わらず多くの人に届かなかったのは
おそらく機が熟していなかったからだ、と考える他ないくらい
素晴らしい作品です。

まだ色々な意味で人々が、世界がその作品の世界観を
受け入れられる準備ができていなかったのでしょうね。

となれば、当然世界に準備ができたタイミングで
「ソウルフルワールド2」はリリースされるはず!
というかリリースされないとおかしい。

それこそが真の意味で世界にインパクトを与える
アニメ史上最高の作品になるのだろうな、と思います。


というわけで、
世界最高の作品が早晩リリースされるとわかっているなら、そのプロジェクトに携わりたい、と思ってしまうわけです。

Pete Docterという才能が世界に最高の作品を送り出す手伝いがしたい、と思うわけです。

だから僕は無効10年の人生をそれに捧げたいと思います。

「ソウルフルワールド2」!
最高の映画になります。

乞うご期待!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?