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壮大なアメリカ計画

KBOの許龜淵総裁は8/24〜9/1まで渡米し、メジャー3球団(SD LAD LAA)の幹部と会ってKBOアメリカ開幕戦やオープン戦など様々な計画を話し合ったとのことです。

具体的な計画とは

まずKBO総裁が会った3球団の代表は

LAA John Carpino社長
SD Erik Greupner CEO
LAD Andrew Friedman

3人に話した計画は次の通り

・2024年にアメリカ(おそらくドジャースタジアム?)でKBO開幕戦を行う
・球場フェンスをKBOホーム球場で使う広告に変更する
・開幕戦の前にMLBのチームとオープン戦を行う
・現時点で進んでいる計画及び今後のビジョン

特に力を入れて主張したのが
KBOアメリカ開幕戦を通じた野球国際化及び人気回復、含め持続的なマーケティングの必要性

3チームとも深く関心を示し、この計画に大きく感心しており、今後も具体的な運用計画に対する議論を希望したそうです。

また総裁はMLBのサンフランシスコ支社を訪問し、AIを使った自動判定とデータ運用の運営事業の把握も行いました。

最後にパドレスのキムハソンを激励しアメリカ訪問は終了しました。

なぜそこまでするのか

なぜここまでやるのか理由があります。
野球人気を取り戻す」ためです。
日本の野球はコロナ禍でも変わらず人気がある印象です。

しかし、韓国の場合はどうでしょう。
今年3月に公開した野球に対する世論調査で、
1004人の回答者のうち「関心ある」が31%、「あまりない」は26%、「全くない」が38%という結果に。

特に20代はかなり野球に対して無関心であり、
あまり興味ない」と「全く興味ない」で計80%も野球に対して無関心という残念な現実です。
また、30代も70%が「興味ない」と回答。
一方で40代は39%が「関心ある」とのことでした。

もちろん韓国でも大谷翔平が毎日話題になりますし、韓国人メジャーリーガーの報道もよくされています。
ただ、やはり野球への関心は全体として低く、特にKBOはそれを危惧しています。
キャンプ地がコロナ前はアメリカで開催する球団が多いこと、MLBという近くて遠い世界からより近づく為に大きく動いているんだなと感じます。


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