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『和暦日々是好日』の上質な世界



LUNAWORKS の高月です。

「美樹さんのメール素晴らしかったね!」
友人の興奮した言葉で、今朝届いていた和暦研究家の高月美樹さんのメルマガを。
2024年の和暦手帳のご案内でしたが、綴られた言葉がとても素晴らしくて、、、noteに残させていただきたいと思いました。

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今年で21年目を迎える和暦手帳


▽『和暦日々是好日(2024年版)』の中身
https://www.lunaworks.jp/product

21年前といえば、2004年になるのかしら。
自分らしい生き方をしたくて、無我夢中でもがいていた頃だったかな。長崎でカラーセラピーのサロンをスタートした年でもあります。

色の学びは同時にマヤ暦を運んでくれて、暦を意識することの大切さを教えてくれました。

マヤ暦、月の満ち欠け、天体の動きで、グレゴリオ暦とは違う時のリズムに慣れてきてはいましたが、高月美樹さんの『和暦』との出会いはとても腑に落ちるもので、お話を聞かせていただく機会があるごとにより夢中になってしまいます。ここに至るまでに19年もかかってしまったのが悔やまれます。

和暦に出会えたのも、暦生活の美しすぎるにっぽんのいろからの興味でした。やっぱり色は、私を大切な場所へ運んでくれます。


忘れられていた日本の暦や季節感

そして今年は改暦150年目でもありました。忘れられていた日本の暦や季節感に親しんでくださる方が年々多くなり、
二十四節気や七十二候もすっかり普及して、嬉しく思っております。

メルマガより抜粋

明治政府が暦を大改暦したのは、たった150年前。
農業にフィットした不定時法から、欧米化を目指すために定時法への変更だったそうです。そう考えると、今当たり前だと思ってる暦は、まだ歴史が浅いのですね。

日の出と日の入りの時間を主体にして時刻を考える不定時法は、農業が主要な産業である社会にはとてもフィットしているものでした。それで、この不定時法を日本は明治まで数百年間使ってきました。

ところが「殖産興業」を掲げて欧米のような工業国になることを目指していた明治政府にとって、不定時法は「後進国」の象徴ようでもありました。不定時法から定時法への変更は緊急の課題だったのです。

銀座日新堂マガジンより

心が満たされない日々を送っていた私は、自然のリズムとかけ離れた暦を使う社会で生きることに悲鳴をあげてたのかもしれません。
色に惹かれ、癒されていったのは、色を通して、自然界と共鳴するきっかけだったのだとおもいます。


全ページ北斎の画像で構成した「北斎手帳」

canvaで北斎をさがしてみました

2024年版は全ページ、北斎の画像で構成した「北斎手帳」になっています。

これまでも北斎の図版は多数、掲載していましたが、作者に気づいておられない方が多く、すべてを北斎画で統一することで、北斎ならではの巧みなタッチをダイレクトに感じていただければ、と思い立ちました。

メルマガより抜粋

葛飾北斎のこと、なんとなく知ってるようで
恥ずかしながらよくわかっていませんでした。

森羅万象を描き尽くした北斎は、あらゆるものに宿るいのちを活写し続けた天才であったと思います。
一瞬にしか存在しない波の形、目に見えない風の形、降りしきる雨、鳥の目で描く鳥瞰図、すべての動植物、人々の暮らし。

メルマガより抜粋

北斎を通して、より自然への発見がありそうで、あらためて2024年版の和暦手帳と歩めることにワクワクいたします。

見開きも美しい

半年かけてコツコツと

和暦研究家の高月美樹さんが、ほんとにコツコツとご自身のすべてを込めて作られている和暦手帳。その気が遠くなる道のりに頭が下がります。

絵と文と、半年かけてコツコツと編み上げた一冊です。自然と共に生きる日本の新しいテクノロジーとして、和する暦、円環する時間を日々の暮らしにとり入れていただけたら嬉しいです。

メルマガより抜粋

手帳について書かれてある素晴らしいブログを紹介されてましたので、こちらも転載させていただきます。7年愛用されてるブラレイコさんのブログ、うんうんとめちゃ納得しながら共感いたしました!

▽現代人の感性を育む、手帳『和暦日々是好日』のある暮らし

繊細に四季を感じながら、自然と共に歩んできた日本の文化。
自然のリズムと離れてしまった私たちの感性を思い出し、育むために
この美しい手帳を日々愛でながら、自由に書き込みながら
高月美樹さんの贈り物を贅沢に受け取っていきたいですね。

▽『和暦日々是好日(2024年版)』ご購入はこちら
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