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西松屋のしずかな売上アップ

積極出店」と「ガラガラ経営」。一見矛盾するように見えるふたつの言葉ですが、ここに、西松屋が育児用品チェーンとして成功した秘密があります。 「店内がすいている方がお客さんは落ち着いて買い物ができて満足するし、従業員も働きやすいからいいんです」 西松屋の大村禎史会長は社長時代の2012年12月に、朝日新聞の取材にこう答えています。 店内の1通路につき、お客さんが常に1、2組いるかどうかの状態がベストだといいます。 あえて「ガラガラ」の状態を保つことで、子ども連れがベビーカーを押しながらでもじっくり店内を回ることができ、少ない従業員でも無理なくお店を運営できるそうです。 店が繁盛して「混雑」するようになったら、近くに新しくお店を作る。 この循環を繰り返すことで、1985年には本社のある兵庫県中心に25店ほどだった店舗は、今では1090店(2023年8月時点)にもなりました。

いつから「無音」に? 西松屋が店内BGMを流さなくなった理由 「あえてガラガラ」の経営戦略とも関係が
上記の引用元

というニュースを読み、とても面白いなと思いました。
かたやドン・キホーテの店舗とは正反対なやり方とも書いてあります。

これも『この世の二面性』の象徴ですね。
ドン・キホーテは買い物に行ったことがありますが、たしかに品物、来店客があふれるようで、BGMもにぎやかです。
それに見合った人たちが集まる店舗です。

西松屋にはいく機会がないのですが、外からみたときもガラーンとした店内でありました。
しかし、それは狙っていたことだと!

繁盛した店舗はあえて、近隣に出店して繁盛しないように対処する。
すごいなーと思う反面、これが実は正当なお客さん、店員、経営者、だれにとってもおだやかで、幸せな解決方法かもしれないと思うのです。



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