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埼玉へ

年も明け、
1カ月と半年ぶりくらいに実家への帰省をしてきた。

珍しく、
短い期間での帰省になったと振り返る。

認知症になった母と、
一緒に暮らしている母の旦那さんと再会した。

人それぞれに、
それぞれの立場があり、
いろいろと感じながら生きているんだということを感じさせてもらった。

悩み、葛藤し、
喜びや楽しさもある。

喜怒哀楽を、
たくさんたくさん感じているんだ。

人は、その人になったことはないから、
真の意味で寄り添うことは難しいと思う。

だけど、自分にできることは、
して差し上げたいとも思う。

一緒にいてあげたい気持ちもあるけれど、
自分の生活もあって、
時にはバランスも難しいと感じたりもする。

そして、
人は、一生一緒に生きることは難しい。

一人で生まれて、
一人で死んでいく。

そして必ず、
生まれた時から死ぬ時まで、
誰もがみな出会いと別れを繰り返している。

別れは辛く寂しく、
出会いは祝福と喜び。

そんなふうに思いがちだけれども、
別れにも出会いにも違う側面もあるのかもしれないとも思う。

どんなにいいように思えることも、
悪いことを含み。

どんなに悪いように思えることも、
いいことを含み。

そのような中で、
どの角度を見出すことができる自分であるのか?

というところを、
わたしは大事にしていきたい。

親とでさえ、
一生一緒には生きられない。

旦那さんとも、
これからわたしが死ぬまで一緒なのかといえば、
そうでもない確率の方が高い気がする。

それでも尚、
共にいてくださる方がいるということがとても有り難く。

共にいられるこの時を、
大事にしていきたいとも思っている。

旦那さんと一緒にいさせていただき、
感じること。

それは、決して自分だけでは、
広げていくことが難しい世界観も、
人との出会いで広げていくことができるということだ。

そのことにわたしは、
喜びや楽しみを見出していることにも気づく。

わたしが旅が好きな理由。
人と会うのが好きな理由。

世界観や価値観を、
広げて柔軟に捉えられるようになりたいからだ。

美しい景色や人、こと、物と出会い、
今ここにある奇跡の瞬間を味わいたいからだ。

トップ画像は蝋梅。
見た目の繊細な色や風合いが、とても美しいと感じる。

ふと母の旦那さんに、
「蝋梅は、香りがいいんだよ。」と教えてもらい、
嗅いでみると…

確かに、
香りもとてもよいもので。

実際に、
嗅いだから確かめることができた。

そして、
教えてもらったから嗅ごうと思って、
行動できた。

ささいなことだけど、
それはわたしにとってはとても価値のあることだった。

蝋梅のことを、
前よりも知ることができて、
前よりも、もっと好きになった。

そんなふうにして、
自分のことも、出会う人やことや物のことも、
もっと知って、もっと好きになりたい。

そんな今ここ。

わたしの魂は、
どのような出会いも別れも承知している。

有限のこの時を、
ひとつひとつの瞬間を、
心から味わいたいのだと感じている。

地球は、
自己実現・感情体験・行動の星。

だからこそ、
これらを思う存分愉しむことこそが、
地球に生まれてきた甲斐があったのだろうと今は整理している。

ふとすれば、
複雑に考えがちだけれども、
シンプルに生きたい。

考えるな、感じろ。
Don,t think.Feel...!

ブルースリーが好きな父親の影響みたいで、
影響されていると思うと抵抗がでるところもあるけれど。笑

わたしの座右の銘にしようかしら。

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