Krazがコンセプトアルバムを2019年中に発表予定。「Kraz」名義のアルバムとのこと。とにかく多作で多方面に関わるのが好きな彼ですが、第1弾シングルの"Leave A Little"を自分の誕生日にぶつけてきたところを見ると、思い入れが強いのかもしれません。Instagramに新アカウントを作って、かなりまじめに宣伝してます。

ブルックリンのアパートとその住人がテーマだそう。Krazは最近、LAに拠点を移したはずですが、まだまだホームと呼べるのはブルックリンなのでしょう。jambands.comの記事によれば、ブルックリンのグリーンポイント地区に実在するアパートをモデルにしているようです。

JamBaseの記事によると、「これまで50 Centのようなヒップホップをプロデュースしたり、グレイトフルデッドと共演したりしてきたけど、そういう異なる世界をずっと組み合わせたいと思ってたんだよ。こういう異なる視点から曲を書くこともやってみたくて、今回はじめてできたよ」ということらしいです。「Telescopeアルバム制作の終わりにLAへ引っ越したけど、これはブルックリンに捧げる歌だよ。実体験や実在する人物に基づいている曲もあるし、脚色したものもある。自分のこともかなり含まれているよ」

音楽性はまだシングル1枚分しかわかりませんが、Kraz本人の歌を中心に据えている模様。Souliveの頃から歌う場面はありましたが、最近ますます歌に傾倒してきたようです。まだ照れがあるのか、エフェクトの後ろに隠れている感じもあるものの、Alan Evansの最近のソロアルバムのように、歌唱力が大幅アップしている様子。

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