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魔界戦記ディスガイア6とレビュー

魔界戦記ディスガイア6

2021年1月28日に発売されたシミュレーションRPG
「魔界戦記ディスガイア6(以下ディスガイア6)」

2003年にシリーズ一作目が発売され「史上最凶やり込みシミュレーションRPG」
と言うジャンルを打ち立てました。
レベル9999。ダメージ1億以上。
などなど、それまでのシミュレーションRPGを圧倒するやり込みで一部のゲーム好きのツボにハマりにハマり、人気シリーズとなりました。

その最新作「ディスガイア6」。
レベル9999万9999。京超えダメージ。
などなど、さらなるやるこみが可能になった。
さらに、戦闘自動化。自動周回。などの便利機能も追加。

 けれど、この便利機能が賛否を巻き起こすことに。
今までのシリーズでは「やり込み」の壁が厚く、シリーズファンにとっては「やり甲斐」になっていたのですが、新規の人には受け入れられにくいほどのボリュームになっていました。
ストーリー攻略。
アイテム界(武器など一つ一つにダンジョンがあり、そこをクリアすると装備が強くなるシステム。)。
転生(レベル9999まで上げた後に、またキャラクターを生まれかえらせレベル1にして育てられるシステム。)。
 こう言ったシステムを利用し、時に効率の良いステージを周回し、時に延々とアイテム界に潜り、シリーズごとに特徴的なシステムをこなしてひたすらキャラクターを強化する。
 これらが、かなり時間がかかる。よく言えば長く遊べる。悪く言えば、楽しくなるまでの時間がかかりすぎる。
 そのかかりすぎる時間を自動で、さらに高速化させて、遊べるようになったのがディスガイア6です。

遊びやすくなり、単調な育成も自動化でき、快適になりました。
 しかし、これを使ってでもたどり着けないほどのやり込みがなかった。
 いままでのシリーズなら、100ダメージを与えるところから始まるのですが、今作は、いきなり一万ダメージを叩き出すことができてしまう。このダメージ表記に「万」の文字が出始めるのが一つのやり込みの目安だったりしたのですが、ステータスがただただ底上げされており、敵も味方もステータスが数万から始まっており、いきなり高ステータスにするカタルシスが無くなっている。
 それに加え、高ステータスになったのに装備の強さは据え置き。武器や防具を整えても強くなったかが分からない。今までなら一つ上のランクの装備を装備するだけで、強さが目に見えて分かったりしたのですが、それが無い。さらに、アイテム界で装備を強化しても、それ以上にキャラクターの素のステータスが強くなりすぎて効果がわからない。慣れたプレーヤーなら、ステータスのカンストにすぐにたどり着けてしまう。
 結果、適当な武器に、移動力の上がる防具を装備して、自動で育成、自動でストーリークリア出来てしまって、あっという間にやり込みが終わってしまう。

 面白いか面白くないかと聞かれれば、最初の数時間は面白いです。
モリモリ上がるレベル。どんどん進むストーリー。
しかし、ある程度進むと、これの繰り返しに虚しさを感じ始めてしまう。
強くなるのが早すぎるので、なにも考えずにクリア出来てしまいます。
誰にでも遊びやすいゲームだと言えますが、その匙加減の難しさが露呈したゲームとも言えますね。
 ここまで、遊びやすくしたのなら、今まで以上にやり込める要素を詰め込むべきだったのではないかなと。自動化して、高速化できるようになったのに、やり込み要素は減少。これでは、ただただ浅いゲームと言われてもしかたないのかなぁと。何も考えずに、自動放置で時間をかければ、強くなれるのが良いのか悪いのか。なんとも評価の難しいゲームになってしまいました。

と、一作目からのファンとしては残念な仕上がりになってしまった今作。
便利に快適にすれば良いってもんでもないんだなと思わせるゲームでした。
体験版は楽しかったのになぁ。ある程度の制約と「楽しい面倒さ」も必要なんだな。ゲームって難しいですね。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

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