Rio 2016

リオオリンピックが終わりましたね。
ロンドン大会の時は期間中ちょうど入院していたので、
それこそ一日中ずっと観ていました。
今回も全てリアルタイムではないけれど、総集編みたいなのも含め、大体は観たと思います。

今回一番印象に残っているのは、吉田沙保里選手の試合後のインタビューかな。
ごめんなさい、ごめんなさいって、謝る必要なんて一つもないのに、
終始泣きじゃくり謝っていた。
金メダル確定くらいに言われている選手へのプレッシャーたるや、
僕らでは想像も出来ないくらい重圧なんでしょうね。
試合前はきっと怖いんだろうと思います。
負けたことは悔しいんだろうけど、是非堂々と胸を張って帰って来て欲しい。
勝手に応援しているのはこちらの方で、選手達は自分の為だけに闘ったのだから。
日の丸を背負ってとか、国代表とかは、二の次で良い。

レスリング初日の3階級逆転制覇はお見事でした。
特に伊調選手の4連覇は素晴らしかった。
東京で伊調5連覇、吉田選手返り咲きの金メダル奪還とか、
もし実現したらドラマチックですね。これは勝手な希望です。

他にも、バドミントン、卓球、柔道、競泳、シンクロ、テニス、ラグビー、陸上リレー、それぞれ印象的でした。
しかし柔道はルールが毎回微妙に変わって分かりにくい。
元々の日本のルールに戻せば良いのに。
逃げるが勝ちみたいな、今のルールは面白みを奪っているように見える。

競泳も強くなったものだ。
今までも北島康介や鈴木大地や岩崎恭子の様に単発の競技で強い選手はいたけど、
萩野選手の様に自由形も含めて全部が強い選手って中々いなかった。
それが金銅取ったんだからね。

リレーも興奮しました。
トラック競技で日本がジャマイカに次ぐ銀メダルって考えられない事だったでしょ。
アメリカに勝ってるし。
こりゃ100Mで9秒切るのも時間の問題かな。

バドミントンの高松コンビも良かった。松友さんは素敵です。
卓球は惜しかった。男子も女子も。錦織もさすが。

マラソンはちょっと不甲斐ないかなぁ。お家芸と言われていただけにね。
何にしても、やはり本気でやっている人の姿というのは、人の心を揺さぶりますね。
スポーツだけじゃ無くて、音楽でも、アートでも。
本気の人の姿は美しい。
改めて思った。

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