西野 海(にしの かい)

☆アメリカ在住42年のジイさん☆仕事:IT系☆趣味:音楽 旅 写真 本 文章

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最近の記事

恥を忍んで若者風のレタッチを試してみた

岩倉しおりさんという若い女性の写真家さんがウケている。 同じく若い女性のお友達をモデルにしたり自撮りしたり、また季節の感触をパッと見で感じ良く上品に撮られている。着目する物事のセンスもさることながら色、トーン、柔らかさがなんとも言えず魅力的だ。 われわれ老害オヤジ達がいかに最新技術を搭載したごっついカメラに「それで一体何を撮るねん」とツッコミたくなるようなでかいレンズで対抗しても、岩倉さんや同年代のカメラボーイズ&ガールズのセンスには全く歯が立たない。 いい写真作品をク

      • スナップ

        窓辺のコタ 2019-02-22 カリフォルニア

        • 2018年11月、日本帰省(その2)

          今回の日本帰省の目的のひとつは40年以上前に卒業した都立高校の「還暦学年同窓会」に出席することだった。同じクラスだった旧友同士で集まるのは楽しいことの方が多いから気楽なのだが、学年同窓会となると嫌いだった教師のお気に入り連中などが居たりするからどうも面倒だと感じてしまう。 が、恩師が出席されるとの知らせに反応して二次会以降参加の予定を本会も出席という通知を出した。 晴れて恩師にもご挨拶、近況報告することが出来、本会の後は同じクラスの仲間と二次会、三次会を共にした。 腹を

        恥を忍んで若者風のレタッチを試してみた

          2018年11月、日本帰省(その1)

          11月の初めから3週間ほど日本へ帰省した。今年5月下旬の帰省から約半年ぶりの帰国だった。 到着後の数日は東京で滞在、宿泊は西新宿のシティーホテルだった。新宿駅に降り立つ。11月に入ったというのに暖かい24℃、アメリカ西海岸に比べて湿度も高く、やたらと暑く感じる。 成田エクスプレスのホームから西口中央出口へ向かう数分間で見えることがいくつかある。日本人女性の秋・冬のファッション志向はざっと見回せばすぐ分かる。依然として外国人の多さが目立つ。外国人観光客の人種・国籍の変化。以

          2018年11月、日本帰省(その1)

          米国中間選挙はもうすぐ

          11月6日火曜日、トランプが大統領に選ばれてから2年後の中間選挙はもうすぐだ。 選挙への影響が大きいとみられる最高裁判所裁判官候補の承認をめぐる議論というかゴタゴタでメディアとSNSはやたら賑わっている。筆者のFacebookアカウントでは米国現地人の「friends」が多いが、その大半は音楽シーンを通じて知り合ったからなのかどうかははっきりしないが革新的な意見を持つ人たちがほとんどだ。結果Facebookを開くと(Facebookはあまり好きではないのだが現在闘病中の友人

          米国中間選挙はもうすぐ

          サンフランシスコ・ベイエリア(その2)

          トランプ大統領身辺のスキャンダルと政治家としての無能のおかげですったもんだのアメリカだが、ごく身近な場面でも不安にさせられることが多い。前回はカメラを手に持って散歩さえはばかられる治安の悪さを紹介させていただいたが、今回もそれによく似た話題だ。 北カリフォルニアの気候はとても気持ち良い。サンフランシスコ市内の豪華でもなんでもない普通のアパートの家賃が月40万円相当であることも、この一帯の家一軒がだいたい1億円相当であることも、その理由の一部はこの非常に気持ち良い気候に起因し

          サンフランシスコ・ベイエリア(その2)

          サンフランシスコ・ベイエリア(その1)

          日本へ帰省中に、「お住まいはどこですか?」 と聞かれると、 「アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコベイエリアの『シリコンバレー』と呼ばれるところに住んでます」 と答える。 するとだいたい「スゴイ」とか「良いですねぇ」とか「カッコいい」とかの反応が返ってくる。大半がお世辞なのだろう。 サンフランシスコは日本人観光客も大勢来るし、シリコンバレーへ出張に来る人たちも多い。観光客から見たら良いところなのかもしれない。確かに気候はハンパない暑さと湿度の日本から来たら気持

          サンフランシスコ・ベイエリア(その1)

          #だからひとりが好き

          前回のコラムで触れた某サイトのブログ企画。実はハフポスト日本語版の「#だからひとりが好き」という企画だ。 http://projects.huffingtonpost.jp/hitori/ 海外に住む日本人として日本国内で人々が「自立した個人の生きかた」をどのように考え、生きておられるのかに関心が湧いた。自分自身の生きかたを振り返る良い機会でもあるとインスパイアされた。 寄稿させていただいたブログ記事は以下のページで: http://www.huffingtonpos

          #だからひとりが好き

          人生を肯定/否定することの不思議

          あるきっかけで某サイトのブログ企画に寄稿させていただいた。今に至る自分の人生を紹介し、その背後にある考えを述べた上でちょっとした提言をさせてもらった。 その記事が掲載されてから数日後、数件のコメントが寄せられていた。その中に「この人はこういう風に書くことで自分の人生を肯定したいんでしょうね」というのがあった。 えっ… 人の人生って肯定したり否定したりできるものなの? 自分の人生であっても、他人の人生でも? とても奇妙な、不思議な考え方ではないか。 たとえば、歴

          人生を肯定/否定することの不思議