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死海での浮遊体験とリゾートホテルでの一夜(2023.7.19)

マサダを後にして、リゾートホテルの立ち並ぶエン・ボケックに向かいます。というかそこしか町がないという死海周辺の不思議な光景。ラスベガスもこういう感じかんですかね。
今回は高級ホテルが立ち並ぶ中ではお安めのエンジョイ・デッド・シー・ホテルに滞在です。1泊2食で親子3人40000円ほど。真夏はオンシーズンではないようですが、それでも死海リゾートは、どこもかしこも一杯のようでした。

ネゲヴ砂漠から死海へと降りていく途中での死海の大展望。向かい側はヨルダン見渡す限り海抜下ということが、とても不思議に感じる
死海のほとりに降りてみる。岸辺は塩の結晶が堆積している
塩の白さがひろがる沿岸部からエン・ボケックのホテル街を眺める
きれいな塩の結晶
毎年少しずつ干上がっているという

現在水面が下がったことにより、北の湖と南の湖に分かれてしまっている死海。マサダから見えていたのは北の湖、エン・ボケックは南の湖に面しています。塩や化粧品などのために今でも取水されているので、現時点で-410mほどの海抜もどんどん下がっていく見込みです。
エン・ボケックは死海沿岸有数のリゾートですが、やはり死海がどんどん遠ざかっているため、湖へのアクセスがしづらく感じました。

エン・ボケック
宿泊したエンジョイホテル
リゾートらしい部屋。レイクビューなのがうれしい
真水のプールも完備。死海は少し遠い感じ
まずはプールでひと泳ぎ

気温はおそらく40℃越え。プールがずいぶん冷たく感じます。娘は持ってきたスクール水着で楽しんでいました。

死海にはパブリックビートのほか、ホテルごとにビーチがある。日が長いのになぜか18時までの利用だそうで、暑いからと夕方狙いでぎりぎりに行ったら、片付けの真っ最中
確かに浮きました! ちなみに水温は40℃ほどで、ちょうどよいお風呂くらい。外気温とほとんど変わらないのは、実に不快・・・。真夏はやっぱりイスラエル旅行には不向きなようです
真水のシャワーがあるのはありがたい

死海の水はかなりの塩分濃度なので(海水の10倍)、自分が浅漬けにならないうちに早めにあがらないといけません。たしかに少しすべすべにはなりますが、空気の暑さと水の熱さにやられて、じっくり楽しんでる余裕はありませんでした。

夕食は種類の多いバイキング
飲み物にビールがあったので、久しぶりにいただきました。勝手にサーバーからグラスに入れるのですが、猛者はペットボトルに詰めて持ち帰っているみたい。すごい!
種類が多くて満足感は高い
夜はプールもやっていない

プールのほか、売店も夕食前にはすべて閉まってしまうのが意外。じっくり滞在するには、午後すべてをホテル滞在にする予定を立てないといけませんでした。もしくは翌日の朝ですが、私たちは暗いうちに出発予定だったので、結局ホテルの施設はあまり楽しめませんでした。
リゾートはゆったり滞在すべし。これが教訓です。

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