昔の話

わたしは
モテたことはない


お世辞にも
美人ではないし
スタイルも悪く
センスも地味だし
なにかこう
秀でたものがあるわけでもない


お付き合いするとなったら
だいたい
気心が知れてきてから
付き合うってことになるので
第一印象で
好かれるなんてことは
まぁない
のだが


それでも
そういえば
なぜか
一度行った
友達の友達との飲み会で


先に集まったメンバーから
初めましての時に
「あいつのタイプっぽい!」と
言われたことがあって
実際に
後から来た男子から
若気の至りの
暗闇のアプローチがあったり
酔った勢いかと思いきや
その翌日に友達づたいで
連絡先も聞かれた


当時は気になる人がいたので
お断りしたのだが
友達から
断ったことで相手がへこんでいたと
聞いて
酔った勢いではなかったようで
しかも結構今どきの
普通にいけてる感じの男子で
わたし相手に
そんなバカな、と思ったのだが


あの人はわたしの
どのあたりがよかったのだろうか



夫も
いるけど
知り合って数年経ってから
付き合ったわけで

自分の魅力が
初見で誰かに伝わるほどの
武器は持ち合わせてない



おもいつつまた
記憶の扉が開いて


強いて言えば
低身長であることから
高身長の恋愛全然関係ない人に
「低身長が好きなやつにはたまらんやろうな」
と言われたことがあるので
そこだったのかもしれない


高身長男性が好きな
女の人がいるように
低身長女性が好きな
男の人もいるのだろう


あまり自分をそういう目で
見たことはなかったし
そこを強調して生きてこなかった
けど


夫も
そうだったのかもしれない
聞いたことはないけど


なんかふと
恋愛系の漫画を読んでいて
なんかそういう
夜があったなぁって
思い出した


こういうちょっとした
出来事が意外と
自己肯定感を
あげてくれてる気もする


とはいえ



昔の話です


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?