ウエストランドを知り、好きに

前回の記事では爆笑問題さんについて書きました。
今回は、ウエストランドです。
というのも、爆笑問題さんは、僕が知った時には、
もう既に売れっ子で、週にいくつも冠番組をやっていました。
所謂、お二人はテレビの人でしたし、
テレビに出ておもしろいことをしてるのが芸人さんだという認識でした。

そんなふうに活躍されている"芸人"さんたちは、
それぞれ芸能事務所に所属していることが徐々にわかりました。
そんな中、規模が大きかったり、テレビで活躍されている芸人さんが多い事務所は、
テレビで名前を見聞きする機会も多かったですし、
同じ事務所内での先輩・後輩の関係をエピソードとして聞くこともありました。

爆笑問題さんの所属事務所が「タイタン」であることを知ったのは、
太田さんの奥さんで、社長でもある光代さんがきっかけです。
テレビで太田さんが光代さんのエピソード(恐妻・酒乱)を話したり、
光代さん自身もテレビに出たりしていたので、
その流れで知りました。
社長といえば、男性のイメージで、
女性が社長をしているというのもインパクトがあったのかもしれません。

そんなタイタンの爆笑問題さんの後輩の芸人さんはというと、
「間違いない!」でエンタの神様などに出ていた長井秀和さん、
猿回しのゆりありくさん、男のコントの瞬間メタルさん、
そして、解散してしまいましたが、
バク天や爆笑レッドカーペットなどに出ていた5番6番さんがいて、
テレビで見る機会もありました。
もっと後輩の芸人さんはいないのかと思い、
タイタンのホームページに辿り着きました。

そこで、若い3組の芸人さんのプロフィールを見つけました。
「ダメよ~ダメダメ」でブレイクする前の日本エレキテル連合、
解散してしまいましたが、小川直也のものまねで
細かすぎて伝わらないモノマネ選手権に出ていたツインタワー、
そして、ウエストランドでした。

もっとその3組のことが知りたくて、
それぞれのブログをチェックしました。
その中で、一番更新頻度が高かったのが、
ウエストランドの井口さんのブログでした。
今でもブログ自体はありますが、
イベントの告知で年に数回更新される程度ですし、
過去にあった記事は削除されています。
当時読めたブログを遡って読み、井口さんがサッカー好きであることと、
インターネット上である配信をしていることを知りました。
それが、今でも配信され続けている「ウエストランドのぶちラジ!」です。
その時は、Usteamで配信していた「タイタン放送局」の中の一つの番組で、
もう一つは「ツインタワーの取らなしゃあない」でした。
そこからその配信をチェックするようになってすぐに、
Ustreamからニコニコ生放送に移行し、
名前も「タイタンチャンネル」に変わりました。
「いかにも"若手"がやっているなぁ」という印象でしたが、
今と変わらず井口さんがとにかくおしゃべりだったのを憶えています。

そんなウエストランドのネタを初めて見たのは、
THE MANZAIの特番か爆笑レッドカーペットの
トライアル版だったと思います。
この時の印象も井口さんがとにかくおしゃべりでした。
残念ながら、本編の出演はならずでしたが、
その次の年の正月のレッドカーペットでは本編に出演し、
司会の高橋克実さんに選ばれた、
剛力彩芽さんがレッドカーペット賞に選んでくれました。
その次の春に放送された回でも、
川口春奈さんがレッドカーペット賞に選んでくれました。
2回連続の受賞でした。

この時は、笑っていいとも!に、準レギュラーとして、
パンサーさん、アルコ&ピースさんと週替わりで出演していました。
出るか出ないか毎週楽しみにしていましたし、
観覧で井口さんのお母さん・真理与さんが来ていた時は興奮しました。
準レギュラーとしてどれだけ続くのかなと思っていましたが、
準レギュラーになって1年で番組自体が終わってしまいました。
それでも、ウエストランドがいいともに出演していたことは、
今でも嬉しいですし、あの伝説のグランドフィナーレの現場にいて、
集合写真にも写っている("でしゃばり一寸法師"の井口さんは結構前の方に)
というのは、本当にすごいことだと思います。

いいともが終了した年は、同じ事務所の日本エレキテル連合がブレイクした年でもありました。
年末、日本エレキテル連合が「ダメよ~ダメダメ」で、
新語・流行語大賞の年間大賞を受賞する中、
ウエストランドはTHE MANZAIで敗者復活にも残れずという結果でした。
明暗がくっきり分かれました。
でも、その時のぶちラジ!がとてもおもしろかったですし、
その時のウエストランド、特に、井口さんの不遇さで、
「応援したい!」と思いました。
冒頭にも書いたように、爆笑問題さんは既に売れっ子でしたし、
日本エレキテル連合は知ってから間もなく売れたので、
売れていくのを応援したいと思えた存在は、
ウエストランドが初めてです。

そんなウエストランドが「売れた」というのは、
まだ味わえていません。
数年前に日本エレキテル連合で味わえました。
それがあったから、また味わいたいと思いますし、
何年も応援している分、その味も格別だと思います。
他の芸人さんの解散や引退を目にする度に、
ウエストランドはどうなのだろうと、
少なからず心配になります。
そうなる前に是非とも日の目を浴びてほしいと思います。
だって、ウエストランドはおもしろいんですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?