M-1グランプリ2020

M-1グランプリ2020はマヂカルラブリーの優勝で幕を閉じました。本当にくだらないバカバカしい漫才でした。

今年のM-1は、ウエストランドがファイナリスト、キュウが敗者復活戦に残っていたので、いつも以上に楽しみにしていました。

敗者復活戦の出番順抽選会でキュウなのに、10番を引いたというのがもうおもしろかったです。出番順的にもいい順番でよかったと思います。

敗者復活戦でキュウは残念ながら勝ち上がることができませんでしたが、
ヨーグルトのネタ、さらに平場で「間違いない」「気をつけろ」とタイタンの先輩の長井秀和さんのフレーズをぶち込み爪痕を残したと思います。

かっこいい煽りのVTRには、ファイナリストなのにウエストランドが一切映らず、
井口さんが本番中にそのことをツイートするという珍事がありました。

笑神籤でウエストランドが1番になりそうという声を結構見ましたが、
僕は2番くらいなんじゃないかなと思っていました。
実際は、どちらでもなく、全然、「ウエストランド」の籤が引かれず、
自分が出るわけじゃないのに、こっちが緊張してきました。
途中、河本さんが手を使って〇をやっていましたがあれは何だったのでしょうか。
ウエストランドはまさかの10番目、トリになりました。
出番前のCM直前に、井口さんはプシュー、河本さんはガッテンをカメラに向かってやっていました。

そうして、いよいよウエストランドの出番。
井口さんはカフェオレを飲んで一服、河本さんは娘さんから手作りのお守りをプレゼントされ号泣という一口メモが紹介されました。
注目のキャッチフレーズは「小市民怒涛の叫び」
さらに、紹介VTRでレッドカーペットの映像が使われるといった最高の状態で漫才スタート!

事前に言っていた通り、本当に井口さんが言いたいことを言うネタでしたし、
これまでのネタのおもしろフレーズがてんこ盛りだった上に、
あの「お笑いはこれまで何もいいことがなかった奴の復讐劇」も飛び出して、
これぞウエストランドという漫才でした。

河本さんは噛んではいましたが、センターマイクから離れませんでしたし、
言いつけ通り、ネタ終わりに今田さんに話を振られても余計なことを言わずによかったです。
上戸さんを前に変な感じにならなかったのもよかったです。

点数はあまり高くなかったですが、上沼さんには井口さんのツッコミが上手なこと、松本さんには刺さる言葉があったことを評価していただいてよかったと思います。

ただ、娘さんのエピソードの直後ということもあり、また、ご時世的にも、
河本さんの最初の「不倫したい」っていうボケが受け入れられなかった感じがあるのと、
井口さん本人が「全くウケなかった」というほどウケてなかったわけではないですが、
もっと上位の人たちほどウケきっている部分が少なかったと思いまいした。
あと、「復讐劇」は前に上沼さんに怒られたマヂカルラブリー、
急にR-1の出場資格を失ったおいでやすこがの2組に見事にやられてしまった感は否めません。

反省会と打ち上げの配信で井口さんは優勝できなかった悔しさを吐露していました。
土屋さんがウエストランドらしさを評価してくれて、川島さんがウエストランドの魅力を分析してくれたこと、
小籔さんや千鳥さんが優しく迎い入れてくれたことが嬉しかったです。

でも、緊張から解き放たれた河本さんのマスク越しのストロングゼロはいただけなかったですね。

翌日、太田さんは自分の訴訟の会見でウエストランドが何の痕跡も残せなかったことをお詫びするというボケで、イジってくれました。

でも、太田さんから「よくやった」と言ってもらいたいですよね。
そのための復讐劇はまだまだこれからだと思います。

それに、結果は9位でしたが、今や、日本の年末の一大イベントの一つ、
それも今回は裏でやっていた鬼滅の刃のテレビ放送よりも視聴率がよかったみたいですし、
それだけ多くの人に見てもらえたということなので、
松本さんが「刺さる言葉があった」と言ってくれたように、
井口さんの言葉が、ウエストランドという存在が誰かの心に刺さってくれていたら、
今後、何かしらのチャンスに繋がるかもしれません。
そのチャンス、是非とも掴んでほしいです!

早速、フットンダ王のネタコーナーへの出演が決まっているみたいなので頑張ってほしいです!

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