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童謡で鍛える大人からの相対音感 02(教材を使った勉強法)

こんにちは!

この記事では、『童謡で鍛える大人からの相対音感』の教材を使った勉強法を説明していきます。

導入編として、以下の記事も書いてるのでご参考ください。

必要なもの

まず、勉強するにあたり必要なものですが、以下3点になります。

  1. 『童謡で鍛える大人からの相対音感』教材

  2. 鍵盤楽器(無料スマホアプリで可)

  3. 音声プレーヤー(スマホで可)

以上の3点となります。

使用方法

  1. 『童謡で鍛える大人からの相対音感』教材
    誰もが知っている童謡を階名(ドレミファソラシド)で聞くことにより、相対音感を身につけるトレーニング教材です。
    一番初めは、3曲収録の『導入編』から試してみることをおススメします。

  2. 鍵盤楽器(無料スマホアプリで可)
    音の高低感覚を養う上で鍵盤楽器の存在は不可欠です。
    ご自宅に鍵盤楽器(電子式ならおもちゃのものでも構いません)がある方はそれを、手元にない場合でも、無料のスマホ用ピアノアプリがたくさんあるので、それで十分です。
    Apple storeやGoogle Playで「無料 ピアノ」で検索してみてください

  3. 音声プレーヤー(スマホで可)
    自宅での学習はもちろんですが、通勤・通学、散歩の時など外で繰り返す聞くことでより効率的に学べます。
    iPhoneをお使いの方は、元々入っているiTunesを、アンドロイドの方はCloudBeatsなどの無料音楽プレーヤーで大丈夫です。
    1曲リピート機能があるものが便利です。

学習方法

では実際の学習方法について順を追って説明していきます。
今回は、他記事でも紹介している『かえるの合唱』を例に進めていきます。

  1. 自宅でのリスニング
    まず練習曲をダウンロードしたら、実際に鍵盤(アプリ)を前に音符の流れを確認します。
    既にみなさんおなじみの曲なので、聞き覚えのあるメロディだとは思いますが、改めて確認したい人は収録ファイル『ピアノメロディー(単音・mp3)』を聞いてみてください。

  2. 自宅でのプレイング
    次に収録ファイル『階名譜』を見て、鍵盤(アプリ)を弾いてきます。
    演奏技術などの向上が目的ではないので、1本指で弾く程度で構いません。
    この際、音符よりは鍵盤の動きに集中してください。
    また一通り弾けるようになったら、弾くのと同時に頭の中で「ドレミファー」と階名をなぞってみてください。

    これでの自宅での練習は完成です。
    今回の『かえるの合唱』のように8小節程度の曲ならば10分もかからないと思います。

  3. 外でのリスニング
    次に収録ファイル『階名唱』をスマホに入れ繰り返し聞いてください。
    通勤・通学の際の駅までの歩きや電車の中など、どんな隙間時間でも構いません。
    1曲リピートモードにして繰り返し聞いてみてください。
    この際も、頭の中では音符の動きではなく鍵盤の動きを思い描きながら聞いてください。

  4. 外でのサイレント・プレイング
    曲のメロデイを階名で完全に覚えたら、プレーヤーを止め、頭の中で歌ってみてください。
    この時も、単純に階名で歌うのではなく、鍵盤の動きを思い描きながら歌ってみてください。
    もし、忘れてしまったり不安な箇所が出てきたら、プレーヤーを再生し確認してください。

    上記2工程を外では繰り返します。
    これも10分程度ぐらいしか掛からないと思うので、例えば朝の登校・通勤時と夜の帰宅時などにそれぞれ試してみれば問題ないと思います。

  5. 家でのプレイング
    最後に収録ファイル『リズム譜』を見ながら鍵盤で改めて弾いてみます。
    この時も階名をなぞって弾くというよりは、鍵盤の動きとそれによって出る音を想像しながら弾いてみてください。
    どうしても分からない場合は『階名譜』を見直して改めて弾いてみてください。

    以上が1曲あたりの練習内容となります。

補足説明

はじめは音の高低感覚が分からなかったり、鍵盤と音名との結びつきが難しいかもしれませんが、回数を重ねるごとにコツをつかんでくるハズです。

同レベルの曲が3曲収録されているので、たとえ間違っても、その曲を完璧にすることにこだわらず、一旦3曲やり通して終わったら最初からやり直してください。
各曲共通するメロディの動きが多いので、ある程度の曲を同時に学ぶ方が効果的です。

とにかく音程感覚を身につけるコツは2つ

  • 繰り返し聞くこと

  • 鍵盤を思い浮かべること

です。

階名で歌うことに捕らわれがちですが、鍵盤の動きで想像する方が記憶に固着化しやすいですし、また他の曲を学習する際にも有利です。

逆に言えば、例え階名で歌えなくても、鍵盤で弾いてみて合っていれば、その曲は習得していることを意味します。
習得時間に個人差はありますが、まずは気軽に試してみてください!

それではみなさん、引き続き良き音楽人生を!
Enjoy Your Own Music Life!!


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