「志望動機」が見つからないなら「社会人のWILLをめぐる旅」に出よう。 #教えてnoters

HARES西村です。ついに第7回を迎えた「日刊notersマガジン」

今週のテーマオーナーはnoters唯一の現役学生メンバーの松田くん

2020卒の現役就活生でもある松田くんが設定したテーマは #教えてnoters ということで、

自分らしく就活に臨めるための、最初の一歩目はどういう行動から始めればいいのでしょうか?
勇気が出ない学生に対して、具体的なアクションの提案をお願いしたいです。

といった問いかけをいただき、我々おっさんnotersたちがそれに対してそれぞれアンサーソングを歌う、というものでした。

僕も立場柄、就活生からアドバイスを求められることが多く、これまで内定者時代から通算して100名以上の就活支援をしてきた中で、オススメな「具体的なアクション」の提案を試みたいと思います。

「就活が上手くいく学生の10の法則」

以前noteでも書きましたが、僕自身が就活していた当時は就職氷河期のど真ん中でした。

その当時、就活マーケットに大きな一石を投じたのが『就活のバカヤロー』という新書で、その共著者の一人、常見陽平さんの本やブログ、メルマガを大変参考にしていました。
*その当時は大手メーカーに人事として勤務しており、複業で執筆業をされていたため大沢仁というペンネームで書かれていました。

その後、2010年に刊行された就活本に『くたばれ!就職氷河期』という新書があります。

刊行から8年がたった今読んでも、一切無駄のない、就活生目線で見ても、企業人事目線で見ても、非常に参考になる一冊なのですが、中でも「役に立つ」のが「就活が上手くいく学生の10の法則」です。

【就活が上手くいく学生の10の法則】
1.働く覚悟はある
2.学生生活が充実している
3.「異なる者」との接点がある
4.情報源が広く、深い
5.企業・仕事に対する具体的なイメージを持っている
6.ミーハー感覚で仕事を選んでいない
7.自分の言葉で自分を語れる
8.質問力がある
9.適切な就活対策をしている
10.保護者との距離がちょうどよい

この第3章を読むだけでもめちゃくちゃ役に立つので、気になる方はぜひ読んでみて欲しいのですが、本記事では特に「OBOG訪問」にフォーカスしてアクションを提案したいと思います。
*2018年10月21日現在、Kindleはなんと166円…!めちゃくちゃお買い得です。

「OBOG訪問」を繰り返して、自分のWillをアップデートしつづけよう

上記の3.「異なる者」との接点があるのパートで、著者の常見さんは以下の通り書いています。

まず社会人との接点を大切にしたい。就活に置いて、OB・OG訪問を強化した学生はたいてい、納得のいく就活ができている。暴論のようだが、社会人20名と、1対1で、自分がアポをとって会ったならば、就活はまず上手くいくだろう。なぜならば、その過程で社会人基礎力は間違いなく磨かれるし、世の中の現実を知ることもできるからだ。まわりを見てもOB・OG訪問を20名以上して、就活がうまくいかなかった学生はほとんどいない。
(中略)
ただ、実際はOB・OG訪問を行っていない学生だらけである。HRプロ株式会社の『HR戦略資料2010』によると、6割以上の学生が実施数0社。10社以上と答えた回答者は旧帝大や早慶などの上位校に集中していた。
ーー『くたばれ!就職氷河期』第3章 P.70-71より引用

「社会人20名と、1対1で、自分がアポをとって会ったならば、就活はまず上手くいくだろう」という常見さんの持論には120%賛成で、僕も「OBOG訪問」はめちゃくちゃ有意義だと思っています。

OBOG訪問をすることで得られるメリットは、「選考に有利にはたらく」というような下らないものではなく、

①「社会人とのコミュニケーション」に慣れることができる
②「社会人と会う」という場がセットされることで、その業界研究・企業研究を行うきっかけ・インセンティブが生まれる
③お会いする社会人自身の「Will」を知ることで、自分自身の「Will」をつくる参考になる

の3つがあると思っています。

特に意義があるのは③の「Will」と出会えることだと思います。

選考本番で「志望動機は?」とか「就活の軸は?」など聞かれることがありますが、就活をはじめたばかりの段階で「これだ!」と自分自身で信じられるような確固たる「Will」を持っている就活生は少ないでしょう。

一度「自分自身が心からやりたい!時間を投じることをいとわない!」と思える「Will」と呼べるものに出会ってしまえば、その後の仕事は非常に楽しく、やりがいのあるものなのですが、この「Will」というものがなかなか厄介なもので、「Will」と呼べるものと出会えるまでに時間を要することも少なくありません。

でも、焦る必要はありません。

就活生どころか、社会人になっても明確な「Will」と呼べるものと出会えていない人はたくさんいます。そしてそれは、就活生であるあなたがOBOG訪問の際に、

「〇〇さんはどんな志望理由で御社に入社されたんですか?」
「〇〇さんの志望理由は、御社に入社してから叶えられましたか?」
「志望理由を実現するために、どんなチャレンジをされてきましたか?」

と、シンプルな質問を投げかけてあげることで、ハッキリします。

あなた自身がしっくり来るような、腹落ちする明確な志望理由(=Will)を嬉々として語ってくれる社会人は、残念ながらそう多くはないでしょう。

良くも悪くも、そういうものなのです。

社会人ですら、みんな「やりたいことがない」と悩みを抱えているのです。

OB・OG訪問をして、「あなたのWill」は何ですか?と聞くことで、少しずつ、いろんな社会人のWillのコレクションができあがっていきます。

そうして、「なるほど、この人は、こんな理由でいまの会社に入社を決めて、こんなことをやりがいとして感じているんだな」と、リアリティのあるストーリーにたくさん触れる中で、徐々に自分の中に「Will」の種が蒔かれていきます。

あなたが社会人にWillを訪ねたら、きっとその社会人の方はあなたに「ちなみに、◯◯さんはどんな業界・企業を見ているの?どんな軸で就職活動しているの?」と聞いてくれるでしょう。

最初のうちは、なかなか明確に応えられなかったり、うまく言語化出来ないことも多いですが、何度も何度もこの問答を繰り返しているうちに、「なんとなく、これなんじゃないか」と思えるものが、自分の内から湧き上がってきます。

なかには、noterのおじさんたちのようにお節介な社会人がいて、

「今までの〇〇さんの人生ストーリーを聞いて、〇〇さんが人生で大事にしてきたことって、こんなことなんじゃないかな?」
「〇〇さんが仕事・キャリアを通じて実現したいことって、こんなことなんじゃないかな?」

と聞いてもいないのに、提案してくれることもあるかもしれません(笑)

それを採用するかどうかは、もちろんアナタ次第ですが、参考情報としてありがたく受け取っておきましょう。

こうして、OB・OG訪問を通じて

①いろんな社会人のWillをコレクションして、自分自身のWillを考える参考にする
②何度も何度もあなた自身のWillを問われ、応えることを繰り返し、自分のWillをアップデートし続ける

ことによって、自分自身も納得できる、客観的に見てもぜひ応援したい!と思えるWillが少しずつ、少しずつ見えてくるはずです。

かくいう僕は100人以上の方にOB・OG訪問を行ったのですが、上記の①~②が実現できたおかげで、就活をはじめた当初はフワッとしていた「Will」も、就活本番を迎える頃には自分自身が「コレだ!」と思えるレベルにまでブラッシュアップすることができました。

あの当時、OB・OG訪問を受け入れてくださったすべての方々に感謝をお伝えしたいです。

どうやってOB・OG訪問するか?

ここまで読み進めた方の中には、「よし!OB・OG訪問をするぞ!」とスイッチが入った方もいるかもしれませんが、きっと「どうやってOB・OG訪問をすればいいんだ?」と次の壁にぶち当たってる人も少なくないでしょう。

大学のサークルや部活の先輩や、バイト先の先輩など、既存のコミュニティの卒業生(OB・OG)だけだと、どうしても限界がありますよね。

まず大前提として、「OB・OG」と言いますが、必ずしもあなたの大学の卒業生に絞る必要は全くありません。社会人であれば、いわゆるOB・OGに絞る必要は全くありません。

「OB・OG訪問」というとややこしいので、以下「社会人訪問」と表現します。

「社会人訪問」を受け入れてくれる社会人を探す上でオススメなのが、次の3つです。

①尊敬できる先輩からのテレフォンショッキング形式
②TwitterなどSNSからDMで突撃
③OBOG訪問のマッチングサービスを使う

まずは手近なところから、ということで、あなたが所属されている大学のサークルや部活の先輩や、バイト先の先輩の中から、リスペクトできる社会人がいたら、まずはその方に社会人訪問をお願いしましょう。

そして、その方にお会いした際に最後に「もし可能であれば、どなたかご友人をご紹介いただけないですか?」と社会人の紹介を依頼するのも手です。

昔の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのようなイメージですね。

その場合、もちろん「どんな人を紹介して欲しい?」と聞かれるはずなので、「こんな社会人にお会いしたい!」という希望が伝えられるように、予め考えをまとめておきましょう。

2つ目は、TwitterなどSNSからDMで突撃です。

Twitter村には、あなたが思っているよりもずっとたくさんの社会人が生息しています。そして、昔と違ってTwitterを実名利用する人もだいぶ増えてきたので、非常に探しやすいです。

ここでは「就活生にオススメな社会人アカウントまとめ」みたいなことはしませんが、ご興味ある方はぜひ僕のTwitterをご覧になって頂き、僕自身のフォロワーさんや、僕のタイムライン上で絡んでいる方を眺めながら、「話を聞いてみたい!」と思える方がいたらぜひTwitterでフォローして、DMを送ってみましょう。

その際、所属大学や顔写真、名前などあなた自身の「顔が見える」アカウントになっていると、社会人側も安心して受け入れることができるので返信率が上がるので、プロフィール欄を整えておくことをオススメします。

3つ目は、OBOG訪問のマッチングサービスを使うというものです。

僕が就活していた時代にはなかったのですが、今はMatcherをはじめ「社会人訪問」をサポートしてくれるサービスが充実しています。

ここでありとあらゆる業界の社会人と出会うチャンスが得られるので、ぜひ活用してみてくださいね

・   ・   ・   ・

以上、僕なりに就活生にオススメする具体的なアクションとして、「社会人訪問」をご紹介しました!

(本来、僕は月曜日担当なのですが、今週はすっかり失念してしまい、日曜日に振替させていただきました…!notersのみなさんごめんなさい!!!)

他のnotersの方々の #教えてnoters に対するアンサーは、以下の松田くんのエントリーにまとめられているので、ぜひこちらもあわせて読んでみてください!

そして、いろいろ第8回目を迎える次回のテーマは…

#私のスマホのホーム画面

です。

月曜日担当は僕なので、次回も僕になりますが、みなさんお楽しみに!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ぼくもスキです!Twitterでツイートしてくれたらリツイートします!
20

日刊notersマガジン

おっさんたちによるおっさんたちのための日替わりnoteマガジンです。 月曜日:西村創一朗(@souta6954) 火曜日:西村晃(@akiradesu0311) 水曜日:5時コージ(@kojijico) 木曜日:三浦孝文(@takafumi1987) 金曜日:寺口浩大(@...
2つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。