箱根

先月、箱根へ小旅行をしてきた。
道中、子供たちがおやつだの気持ち悪いだのやんや騒ぎつつも無事に到着。
お宿はリニューアルしたようで前回来た時よりも清潔感が増していて、何より素晴らしいのは全館フリーWi-Fi!ガイドブックをゆっくり見るのも好きだけど、ネットでサクサク情報を得られるのはよい。

お宿に入ってすぐ気づいたことが、外国の方がとても多いこと。
宿泊客もスタッフの方も。
様々な言語が飛び交い、日本にいるのになんだか日本語を話すのがマイノリティなんじゃないかと感じた。

翌日、芦ノ湖で夫と長男がスワンボートを満喫している間、次男と湖畔をぶらぶらしていたらスペインからきたご家族に話しかけられた。
スペイン人の夫さんが次男をあやしてくれたけど絶賛人見知り中の次男は泣いてしまい、

奥さん「やめなさいよ、怖がってるじゃない(冷たい視線)」
娘さん(10代後半くらい)「パパまじやめなよ」
夫さん「ごめんごめん!怖かったね!ごめんね!」
とのやりとりに、なんだか親近感がわいた。
スペインや日本の話を少しして、ご家族が乗る海賊船の出航時刻になった。
別れ際、もっともっと話したかった!と、もどかしさと寂しさと興奮でいっぱいになった。
わたしの拙い英語でちょっと話しただけでもすごく楽しかった。
こんな出会いがあるのが旅のいいところだな。
今度はどこへ行こうかなーと思いを巡らしながら、頭の片隅では(今日も英語のテキストを5分は読もう…)と小さく決意するのだった。

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