見出し画像

Expedia x Skift 2021年4Q 旅行回復トレンド|各国の渡航規制緩和が発表されるたびに検索数増

Expedia Group Media Solutionsは、今年はじめにExpediaのファーストデータや定期的に行っている独自調査データを元に、「旅行者の価値インデックス 2022年概要;TravelerValue Index:2022 Outlook 」を発表しました。そのレポートによると、81%の人が、2022年上半期中に、家族や友人との休暇旅行を計画中で、54%の人が、コロナ前より旅行予算を増やす予定と回答しています。5人中3人の人が、旅行がよりサスティナブルなものになるのなら、割増料金を払ってもいいとし、3分の一以上の人が、今後6ヶ月以内に海外旅行を予約したいと期待しています。そして、4月には、4半期ごとに発表している旅行回復トレンド2021年第4四半期レポートも発表しました。世界中の旅行関係者が、2022年は旅行回復の年になる、と期待していたところ、オミクロン株の出現により、再び多く旅行が暗礁に乗り上げた形となった2021年第4四半期でしたが、一度、膨らんだ旅行への期待は人々から消えることはありませんでした。2021年11月に米国が33ヶ国を対象にワクチン完全接種者の入国受入を表明するなど、各国の国境開放が発表されるたびに、グローバル検索は急増し、2021年第4四半期の検索ボリュームは前年同期比70%増加しました。アジア太平洋地域でも、シンガポールやフィジー諸島などでワクチン接種旅行レーンを開始した影響をうけ、2022年第4四半期、検索数は前期比35%近く急増しました。他の地域に比べて、2021年第三四半期までアジア太平洋地域は、旅行回復に遅れを取っている状態だったので、検索数が増えている、今こそプロモーションの絶好の機会です。(参照※1、グラフa)渡航制限緩和に伴い、海外旅行を夢見る人も増え、長い旅行スパンを検索する人も増加しています。グローバル検索のうち40%が、31日かそれ以上の日程を検索していて、これは第3四半期よりグローバルは15%増え、欧州・中東・アフリカでは、30%も増加しています。(参照※1、グラフb)まだ国内旅行の予約が多く、海外旅行は、夢見ている段階ですが、アメリカ人の68%が2022年内に、ローマ、パリ、ロンドンやバリ島など、長距離旅行を検討していることもわかりました。その他、パンデミック全体を通して人気だった民泊(バケーション・レンタル)人気が継続しています。

画像1

画像2

【出典元】
※1 Skift Take: 5 Signs of Travel’s Continued Recovery-Expedia Group Media Solutions
https://advertising.expedia.com/blog/travel-trends/new-research-5-signs-of-travels-continued-recovery/


▼当社では、以下のような海外マーケティングの最新情報をメールマガジンにて配信しております。この機会にぜひご登録ください。

・グローバルマーケティングコラム
・SEOコラム
・グローバルWebマーケティング関連セミナー情報
・アウンコンサルティングの最新情報


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?