見出し画像

【おすすめ宇宙書籍】【宇宙からの帰還 立花隆]

【挨拶】

こんにちは。宇宙地球館オーナーのウニウニです。

さて、本日はおすすめ宇宙書籍のご紹介を

させていただきたく思います。

【書籍名】【宇宙からの帰還 立花隆】

今回ご紹介する書籍は

2021年にご逝去されました作家の立花隆さんの

「宇宙からの帰還」です。


立花隆さん

立花さんが1983年に上梓したこの著名な作品は、

アメリカの有人宇宙開発に携わった宇宙飛行士たちを取材したものです。

アメリカでは1969年のアポロ11号のミッションによって、

ニーム・アームストロングが人類の歴史で初めて月面に降り立ち、

バズ・オルドリンがそれに続きました。


左からアームストロング氏、オルドリン氏、コリンズ氏

アポロ15号で月まで行ったジム・アーウィンが、

月の軌道にたどり着いたときの光景を振り返る際に使っていた表現が

非常に印象的でした。

「地球を離れて、はじめて丸ごとの地球を一つの球体として見たとき、

それはバスケットボールくらいの大きさだった。

それが離れるに従って、野球のボールくらいになり、


ゴルフボールくらいになり、ついに月からは

マーブルの大きさになってしまった。はじめはその美しさ、

生命感に目を奪われていたが、

やがて、その弱々しさ、もろさを感じるようになる。感動する。

宇宙の暗黒の中の小さな青い宝石。それが地球だ」


アーウィン氏にマーブルと言わしめた地球の姿

帰還後にキリスト教の伝道師となったアーウィンは、

実際に〈大きめのビー玉〉くらいのマーブルを手に持っており

立花隆さんに熱く語っていたそうです。


1991年ご逝去されたアーウィン宇宙飛行士

【日本人宇宙飛行士も宇宙で愛読】

実際、この書籍は宇宙で読まれているというエピソードもあります。

現在、ISSで宇宙滞在している若田光一宇宙飛行士


若田光一宇宙飛行士

2016年に宇宙へ行き、ミッションを遂行した

大西卓哉宇宙飛行士


大西卓哉宇宙飛行士

2011年に宇宙飛行をした山崎直子宇宙飛行士


山崎直子宇宙飛行士

それぞれの宇宙飛行士が「宇宙バイブル本」として

愛読された「宇宙からの帰還」

これからどんどん宇宙飛行士が誕生する中で

この書籍は永久に愛読されていく一冊になると思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?